　【明慧日本2022年3月12日】（明慧記者＝高思羽、李若雲）神韻世界芸術団は2月24日、イギリス・ロンドンを訪れ、すでにヨーロッパで巡回公演している神韻環球芸術団と合流し、両芸術団のヨーロッパ同時公演をスタートした。米国では、この週末、神韻ニューヨーク芸術団、神韻国際芸術団、神韻北米芸術団は、アメリカのラスベガス、シンシナティ、ツーソン、歴史都市フィラデルフィアで同時公演を行い、毎公演がほぼ超満員の観客で会場を埋め尽くされ、地元の要人や著名人から大絶賛を浴びた。

2月24日、アメリカの神韻世界芸術団がイギリスの首都ロンドンに到着、ファンから温かい歓迎を受けた（写真提供：大紀元時報）

　神韻のプリンシンパル・ダンサー「普遍的な価値を体現し、観客に希望をもたらす舞台」

　イギリスのロンドン空港に到着した神韻世界芸術団は、地元のファンから温かい歓迎を受けた。神韻の公演はどこへ行っても、世界中の著名人を魅了し、観劇後、彼らから称賛が相次いだ。

　神韻のプリンシンパル・ダンサーであるショーン・レンさんは、「神韻が世界中で人気を博している理由の一つは、歴史的な物語を通して伝統文化を観客に伝えていることです。また、短い物語を通して、『忠』と『孝』などの普遍的な価値観を表現し、これは今日でも適用される価値観です」と語った。

神韻のプリンシンパル・ダンサーのミシェル・リャンさん

　神韻のプリンシンパル・ダンサーであるミシェル・リャンさんは、「神韻のテーマは中国の伝統文化であり、私たちは真・善・忍を準則とする高尚な人徳を体現し、これは全世界に受け入れられ認められている普遍的価値観です」と述べた。

　リャンさんはさらに、「私たちは希望、光、神への信仰を体現しており、それは人々の心身にとって非常に重要で、私たちの公演を観賞した後、私たちのポジティブなエネルギーは観客を向上させる非常に良い効果をもたらしています」と語った。

神韻のプリンシンパル・ダンサーのショーン・レンさん

　レンさんは、「この2年間の（感染症の）大流行で、この社会の周りには消極的な要素が多いように感じます。私たちの公演はとても前向きで、実際に希望のメッセージを伝えています。これを観客の皆さんにお届けしたいと思っています」と語った。

2月25日から27日にかけて、神韻ニューヨーク芸術団はラスベガスにで3日間で4公演を行い、超超満員の観客が訪れ、公演終了後、長時間にわたり出演者に拍手を贈り、感謝の意を表した。ボックス席で鑑賞した観客は感動して、「公演は創造主の傑作を十分に表しており、世界の本来のあるべき姿を、人々に伝えています」と語った。写真は2月27日の公演（写真提供：大紀元時報）

2月19日から27日まで、神韻巡回芸術団は米国の歴史的都市フィラデルフィアで10公演を行い、20人以上の要人や著名人から称賛を浴びた。写真は2月27日に行われた公演（写真提供：大紀元時報）

2月22日と23日、神韻環球芸術団は、スペイン北部の有名な都市サン・セバスティアンのオーディトリオ・クルサール劇場で2公演を行い、チケットは完売し、社会的名士が多く観賞に訪れた。写真は22日の夜の公演で、超満員の観客で会場を埋め尽くされた（写真提供：大紀元時報）

2月25日から27日まで、神韻国際芸術団はアメリカ・シンシナティのアロノフ芸術センターで3公演を行った。15年にわたる神韻芸術の貢献を、世界の各界要人から褒賞を贈られた。写真は2月27日の満員御礼の様子（写真提供：大紀元時報）

　神韻の15年の貢献を称え,、各界の要人から褒賞を贈られる

　2月19日から27日まで、神韻巡回芸術団の公演は、アメリカの歴史的な都市フィラデルフィアで10回公演を行った。公演の主催者は、ペンシルバニア州知事トム・ウルフ氏、フィラデルフィア市長ジェームズ・ケニー氏、ペンシルべニア州とデラウェア州の複数の上院議員、下院議員、フィラデルフィア市議会議員などの政界要人から、20以上の褒賞を受け取った。

ペンシルバニア州グレーターフィラデルフィアから20名以上の要人が神韻に褒賞を贈った。写真の上段左から右へ、ペンシルバニア州知事トム・ウルフ氏、フィラデルフィア市長ジェームズ・ケニー氏、米国連邦上院議員パトリック・J・トゥーミー氏、米国連邦上院議員クリストファー・クーンズ氏、米国下院議員リサ・ブラント・ロチェスター氏、ペンシルバニア州上院議員ニキル・サヴァル氏、写真の中段左から右の順で、ペンシルバニア州上院議員アンソニー・H・ウィリアムズ氏、メアリー・アイザックソン氏、エド・ニールソン氏、ジョアンナ・マクリントン氏、ダニーロブラジル氏、レジーナ・G・ヤング氏、写真の下段左から右の順で、ニュージャージー上院議員ニコラス・スクタリ氏、下院議長クレイグ・J・コフリン氏、フィラデルフィア市議会議員マーク・スクイラ氏、Cherelle Parker氏、シンディ・バス氏、デビッド・オー氏、アイザイア・トーマス氏（写真提供：大紀元時報）

　これらの政治家は褒賞の中で、神韻が卓越した芸術を追求し、中国5千年の伝統文化を蘇らせ、ペンシルベニア州をはじめ世界中の観客に伝えていることを称賛した。そして、神韻が歓迎されているのは、善良、調和、復興への要求が日増しに高まっていることを反映している。そのため、ペンシルべニア州での15年目を迎えた神韻公演、同州に貢献したアーティストに特別に感謝しているという。

　また、ニュージャージー州の上院と下院は、立法決議を通して、神韻のアーティストたちの並外れた奉仕の精神に感謝した。彼らは、神韻が人々に中国の古代に対する認識を高め、これらの智慧が人々のオペラ、舞踊、建築、武術の分野で無数の革新的なインスピレーションを与えた。神韻芸術団は、あらゆる分野で模倣価値のある模範を樹立し、他者が守るべき基準を樹立している。

　したがって、ニュージャージー州議会は、神韻芸術団を称え、その指導者とメンバーが表した卓越な成果に敬意を表することを決議する。

世界的に有名な神韻芸術団がネバダ州に戻り、2月25日から27日まで、ギャンブルの街として知られているラスベガスで4公演を行った。公演に先立ち、スティーブ・シソラック州知事（左）、ジャッキー・ローゼン米国連邦上院議員（中央）、キャサリン・コルテス・マスト連邦上院議員（右）からは祝辞を送られ、神韻を歓迎するとともに感謝した。「世界中の観客に喜び、素晴らしさ、優雅さをもたらした。ネバダ州、そして全米の人々に感動と励ましを与えてくれたことに感謝します」と述べた（明慧の合成写真）

　ペンシルバニア州議会議員「神韻は、私たちが生まれてきた目的を啓示してくれた」

2月19日、ペンシルバニア州下院議員レジーナ・G・ヤング氏は、神韻芸術団に褒賞を贈り、神韻公演は人々に人間になる目的を啓示してくれたと話す（写真提供：新唐人テレビ）

　2月19日、ペンシルバニア州下院議員レジーナ・G・ヤング氏が、フィラデルフィアのマリアン劇場での公演に訪れ、神韻に褒賞を贈った。そして娘さんと一緒に公演を鑑賞した。彼女は、神韻の公演を観賞することは、歴史を目にすることになり、中華文化の歴史から今日までの過程を観ることができるという。娘さんと神韻観賞できたことに、大変うれしく思っていると話した。

　同議員は、あらゆる困難にも立ち向かう神韻のアーティストたちの勇気を称え、彼らが表現している事が、まさに必ずや目にすることのできる偉大な事だという。彼女は、「神韻が伝えているメッセージは、まさに今、必要とされているものです」と述べた。

　レジーナ・G・ヤング氏は、神韻の公演が、特に失われつつある人間としての目的を人々に思い出させ、特に私たちは迷っているとき、「私たちは常に自分よりも高い（生命の）存在を信じていなければなりません。それから、自分は神によって作られたことを忘れないことが重要です。私たちは初心に立ち返り、特に暗黒のとき、希望や未来がないと思い、あるいは生きる意義を見いだせないときに、私たちはこの世に生きる目的があることを確信することです。神韻は、私たちを目覚めさせ、私たちが作られた目的、それはこの世で偉大なる事を行うことです」と語った。

　（続く）