【明慧日本2022年3月17日】(江西省=明慧記者)中国共産党による法輪功への残虐な迫害が続いている中、かつて不当に懲役4年の実刑判決を宣告されたことがある江西省新余市の法輪功学習者・高菊芳さん(68)は、再び懲役3年の実刑判決を宣告された。現在、高さんは江西省女子刑務所で迫害を受けている。
高さんは2012年9月、学習者の陳金娥さんと一緒に出かけて、法輪功迫害の実態を人々に伝えていたところ、真相を知らない人に通報されたため、2人とも連行されて留置場に拘禁された。そして、拘禁されて約4カ月後の2013年1月6日、高さんは同市渝水区裁判所で非公開裁判にかけられ、懲役4年の実刑判決を言い渡された。その後、南昌市女子刑務所に移送された。
2020年8月5日、高さんは渝水区北湖路の住宅街で迫害の実態を暴露する資料を配布していたところ、政府の虚言の宣伝に騙された住民に通報された。直後、同市公安局渝水支局の警官らが、高さんの自宅に行き、家宅捜索を行い、法輪功創始者の写真およびすべての法輪功書籍を押収し、翌日の8月6日、高さんを市公安局渝水支局に拘束した。
高さんは、新宇市渝水区裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡され、2000元の罰金を科された。
高さんは不当な判決を不服として控訴したが、2021年1月末、同市の高等裁判所は高さんの控訴を却下し、原判決を維持した。
江西省女子刑務所は、江西省の女性学習者に対する残酷な迫害を実施する拠点である。多くの学習者は次々と同刑務所に拘禁され、「真・善・忍」への信念を放棄することを強制され、様々な拷問を受けた。明慧ネットの不完全な統計によると、2021年12月には32人の学習者が、江西省女子刑務所に拘禁された。