文／湖北省の大法弟子

　【明慧日本2022年3月19日】私が住んでいる地域に2020年、中共ウイルスが発生し、人々は致命的なウイルスに打ちのめされました。同時に、私は法輪大法が中共ウイルスから母を救い、かつての幸せな家庭を取り戻したのを目の当たりにしました。

　84歳の母は何十年にもわたり、私たち8人の子どもを育ててきたため、30代のころから身体が弱くなっていました。60代で関節リウマチになり、ほとんど半身不随の状態になりました。私もさまざまな病気に悩まされていましたが、法輪大法を修煉するようになってから、その悩みが解消しました。母にそのことを伝え、母にも私が得た恩恵を分かち合ってほしかったのです。母は李洪志師父の説法の録音を聞いてから、体調が良くなりました。

　1999年9.20、江沢民が率いる中国共産党政府は、法輪大法とその修煉者に対して残酷な迫害を開始しました。私は3回も不当に拘束されました。そのため、母は大法が素晴らしいと知っていても、自分が大法を修めることに恐怖を抱くようになりました。

　母は法輪大法の素晴らしさをずっと信じており、大法から多くの恩恵を受けていました。

　母は20年来、健康でめったに病気になりませんでした。80歳を過ぎてからも頭の回転が速く、何事をするにしてもてきぱきとしていました。記憶力は非常によく、大家族の40人以上の誕生日をすべて記憶していました。

　しかし、母は2019年のある日、突然体調を崩し、痛みや胸の圧迫感、寒気や震え、嘔吐、その後、全身に痛みや冷汗、胸の圧迫感、息切れなどを感じるようになり、兄は急いで病院へ連れて行き、受診させました。最終的には末期の肺がんで、がん細胞はすでに転移していると診断されました。年齢的に手術は勧められず、鎮痛剤と抗炎症剤を投与されるだけでした。

　入院中、母は食べても吐き、寝ても覚めても悪夢にうなされていました。母の足は冷たく、硬くなり、知覚がありませんでした。母はもうだめだと思いました。

　私は最初、母のことがとても心配でしたが、母の大法に対する強い信念がすぐにその恐怖を打ち消しました。母は大法を信じ、私の修煉を支えてくれたので、母は大丈夫だと信じていました。私は病院で母に付き添い、昼夜をとわず、師父の説法の録音を聴かせました。母は徐々に元気を取り戻し、15日後に退院しました。

　私は母を自宅に連れて帰り、毎日法輪功の五式の功法を煉り、法を勉強しました。3カ月ほどで、母はかなり回復し、家事もできるようになりました。そして、母は故郷に戻り、兄と一緒に暮らすようになりました。

　家庭がうまくいっていた矢先、突然、中共ウイルスが街を襲い、人々の生活は一変しました。地元は厳重に封鎖され、誰も市外に出ることができなくなり、私たちは母に会いに行くことができなくなりました。肺がんはまだ完治しておらず、ウイルスで死亡した人の大半は免疫力の低い高齢者だったため、私たちは母の安否を非常に気にしていました。

　心配すればするほど、私の考えは正しくなくなり、その結果、問題はさらに大きくなりました。ある夜、兄から電話があり、母が深刻な状態であると告げられました。また悪寒がし、震え、胸が締め付けられ、40℃以上の高熱があります。

　兄は母が中共ウイルスに感染したのではないかと疑い、翌日までに症状が改善されない場合は隔離しなければならないと言いました。政府の関係者である弟は、中共ウイルスで死亡する高齢者の数を知っており、最悪の事態を覚悟しなければならないと言いました。

　その混乱の中で、母の悲惨な状況が刻一刻と知らされましたが、しかし、私は非常に冷静でいられました。大法を信じているので、何も起こらないという確信があったのです。私は兄夫婦に、母と一緒に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と繰り返すように、また母に恐れないようにと言い、師父に母を守ってくださるようにお願いしました。また、地元の修煉者たちにも、母のために正念を発するように知らせました。

　約1時間後、母は震えが止まり、さらに2時間後、全身に大量の汗をかき始め、熱は下がりはましたが、体調は思わしくありませんでした。

　翌日、母から聞いた話では、病気はかなり治よくなったものの、疲れやすく、日中もよく居眠りをしているそうです。「年内は無理かもしれない」とまで思っていたそうです。この一念が、母を死に至らしめるところでした。幸いなことに、母は師父に自分の過ちを認め、師父はまた母を救ってくださいました。

　さらに嬉しいのは、師父がこの悲惨な状況を幸運なチャンスに変えてくださったことです。今、母はもう居眠りをしなくなり、悪い夢も見なくなりました。食事も普通に摂れるようになり、元気も出てきて、心臓の病気もなくなり、体調も劇的に良くなりました。私たちは皆安心しました。

　母と私たち家族を守ってくださった李洪志師父に感謝いたします！