文／中国の大法弟子

　【明慧日本2022年3月22日】長女は2017年6月に6歳になり小学校へ入学することになったのですが、その入学手続きはかなりのストレスでした。ようやく必要な書類を集め、登録手続きを行ったのに、学校の先生から、娘さんは算数の能力が弱いため、家で一緒に勉強して、後日もう一度入学試験に挑戦するようにと言われました。

　私はとても腹が立ちました。なぜ、こんなことになったのか、反省しました。私の口調は、子どもへの思いやりに欠けるものであったことを知りながら、それを改めることをしていませんでした。私は、子供たちに話しかけるときは、優しく、穏やかにするよう自分に言い聞かせるようになりました。

　私が自分の問題を見つけたからでしょうか？　ある晩、長女が言いました。「お母さん、私がまだ天国にいたとき、どうやってあなたを選んだか知ってる？」

　「どうやって選んだの？」と私は聞きました。

　「天上にはたくさんの神仙がいて、私は人間のお母さんが必要だったんだけど、どれを選んだらいいのか分からなかったの。私は庭を歩き回り、それぞれのお母さんは箱に入っていました。彼女たちは、小さなお人形みたいで、とても可愛かった！」

　「私は今の様子ではなかったの？」と私は質問しました。

　「今と違って、まるで可愛い髪型をしたお人形のようだったわ。私は長い間考えたけど、誰を選ぶか決められなかったの。結局、天上の母が『地上の母親には法輪功修煉者を選びなさい』と言ったので、あなたを選んだのよ！　あなたを選んであと私はすぐにでも地上に下りたいと思い、広い暗闇の中を長い間歩いていた。突然、天安門に落ちてきたので、正念を発したら、師父が連れ戻してくださったの！」

　長女は天安門広場に行ったことはなく、私もその場所のことを話したことがありませんでした。私はさらに質問攻めにして、長女に続けるように促しました。

　「おばあさんがあなたを産むのを見たわ。あなたが成長して、私はあなたが私を産むのを待っていたのよ」と。

　長女は興奮気味にそう話し、私は泣きそうになりました。その後、長女は、天上の母親と彼女が私を選んだのは、私が修煉者であり、いつか天国の自分の場所に戻ることができるようにするためだと強調しました。

　私は、なぜ長女がこのようなことを知っているのか、不思議に思いました。「ある日、私が正念を発したとき、師父が絵を見せてくださって、それで分かったの」と長女は答えました。

　長女はときどき私と一緒に正念を発し、ときには長い時間を過ごすことがあります。長女は結跏趺坐をして集中し、終わってもやめようとはしませんでした。

　私はこう質問しました。「なぜ師父はこれらのことをあなたに知ってほしいと思われたのでしょうか？」

　娘はこう答えました。「師父は、あなたが私と妹の世話を一生懸命しているのを見ておられました！　師父はまた、これは修煉者にしか言えないことだと、私に言い聞かせてくださいました」

　娘は正義感が強い子です。ある日、私は娘に彼女の父親のこと、そして中国共産党による法輪大法への迫害の真相を話しました。娘は泣きました。彼女は友達に、中国の国旗が中国人の血で汚れていることを話しました。聞いてくれる友人には「法輪大法は素晴らしい」という言葉を覚えておくようにと伝えました。

　私は、法輪功修煉の尊さを知り、家族という縁を大切にするようになりました。また、子供を持つ他の法輪大法学習者も、この機会を大切にして子供との絆を深め、修煉の道へと導いてほしいと願っています。

　夫は信仰を放棄しないという理由で、2015年～2017年まで拘禁されました。その2年間、仕事を持ち、幼い娘2人の世話をする傍ら、私は正義と夫の釈放を訴えました。大変な時期ではありましたが、苦しみを感じることはありませんでした。私は大法学習者ですから、法輪大法の佛光に恵まれていたからです。2人の娘は行儀がよく、周囲から好かれています。

　私の境遇を知る人も知らない人も、私を強い人間だと見ています。私は法輪大法を修煉しているからこそ、このような苦難に耐えることができるのです。

　近所のお年寄りはよく私にこう言います。「あなたは強い人だ。あなたがどんな苦労をしてきたのか、見ただけでは誰も想像できないわ」

　私は近所の人々に、それは私が信仰を持っているからであり「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を忘れてはいけないと伝えました。

　師父は、子供や人の言葉を使って、私を励ましてくださっていることがよく分かります。私は、これからも師父を失望させないよう常に精進し、三つのことをしっかりと行っていきたいと思います。