【明慧日本2022年4月16日】(黒龍江省=明慧記者)チチハル市の法輪功学習者(以下、学習者)李佩賢さんは、黒龍江省女子刑務所で迫害され、細く痩せて腹部が大きく腫れ上がり、両足が浮腫み、2022年2月23日に死亡した。
医療仮釈放された時の李佩賢さん
他にも、チチハル市の学習者・王桂栄さんは2021年の春に亡くなり、王序秋さんは警官と地域の関係者から嫌がらせを受けて亡くなった。張世民さんは自分の本意に反して署名した後、心理的プレッシャーが大きくなり、肝臓の腹水と全身の浮腫みを発症し、2022年1月22日に亡くなった。
1、李佩賢さんは迫害されて死亡
李さんは1999年、北京へ陳情に行った時、留置場で林所長に白い管で滅多打ちにされ、背中と足が鬱血して青紫色になり、仰向けができず伏せる姿勢でしか寝られなかった。2002年、天安門広場で法輪功の無実を訴えたとして、労働教養を強いられ、チチハル市の双合労働教養所で3年間拘禁された。そこで、李さんは法輪功を中傷するビデオを見せられ、寒い冬にはベッドも布団もなく、暖房もない部屋に投げ込まれ、迫害され大量出血したため、2003年2月に仮釈放された。
2010年、李さんは法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして、連行され、黒龍江省女子刑務所に拘禁され、ベッドに押さえつけられ、手足をまっすぐに引っぱられ、3カ月間ベッドに手錠をかけられた。また、受刑者らに持ち上げられたり、地面に投げ落とされたりして、ひどく損傷を受けたた。迫害されたことによって、李さんの腹部に腫瘍ができ、腹部が大きく腫れ上がり、足はひどくむくみ、2015年に車椅子に乗った状態で釈放された。
2022年の初め、李さんは腹部の腫瘍が再発し、2月23日に亡くなった。
2、王桂栄さんは2021年の春に死亡
学習者・王桂栄さんは2001年1月、北京に行き陳情したとして、チチハル市第一留置場に拘禁された。2003年、掌を立てて発正念をしたが、大きな革靴を履いていた郝所長に頭を蹴られ、王さんの頭はすぐにコンクリートの壁にぶつかった。その後、王さんともう一人の学習者は、苦しい姿勢を取られて後ろで手錠と足かせを繋がれ、2人は座ることも横になることもできなくなった。
2006年8月26日の夜、王さんと夫は部屋に侵入してきた警官らにより連行され、様々な拷問を受けた。王さんは吊るし上げられ、からしのオイルを付けられ、罵られ殴られ、股関節の骨が裂いてしまった。2021年の旧正月の大晦日前、王さんは死亡した。
拷問の再現:吊るし上げられる
3、王序秋さんは嫌がらせを受けて死亡
2008年2月3日夜、学習者・王序秋さんは曙光派出所まで連行され、激しい暴行と拷問を受けた。2008年7月9日、鉄鋒区裁判所で不当な実刑判決を宣告され、刑務所に拘禁された。
拷問の再現:滅多打ちにされる
2020年、建華区東五派出所の警官と亨達明苑コミュニティの関係者らは、「ゼロ行動」を口実にして、何度も王さんの自宅に行き署名を要求した。嫌がらせを受けた王さんは、体調がますます悪化し、死亡した。
4、張世民さんはサインを強要された後、死亡
学習者・張世民さんは2017年3月21日、鉄鋒区の警官らにより連行され、チチハル市留置場に1年以上拘禁された。その後、張さんは懲役2年8カ月の実刑判決、執行猶予3年を言い渡され、2万元の罰金を科された。正陽派出所の李副所長は、張さんを派出所まで呼び出し、「三書」を書かないと刑務所に拘禁すると脅迫した。張さんは自分の本意に反して署名した後、心理的プレッシャーが大きくなり、一日中落ち込んで悲しくなったことから、肝臓の腹水と全身の浮腫みを発症し、2022年1月22日に亡くなった。