【明慧日本2022年4月16日】(明慧記者=雪莉)アメリカの7つの神韻芸術団は4月5日から10日まで、オーストラリアのシドニー、デンマークのオーデンセ、フランスのニース、ドイツのルートヴィヒスブルク、カナダのトロント、アメリカのボストン、シアトル、ルイジアナ州のバトルジで公演を行った。純粋なる善と純粋なる美の音楽と舞踊を通して、中国5千年の神から伝わった文明を観客に届けている。
一つひとつの演目が心を込めて作られた芸術作品となっている。神韻の物語は、数億年前に創造主が地上に降り立ち、神々を率いて王朝を開き、善良で誠実な人々を危難から救う様子を描いている。また、世間には人生における喜びと悲しみと出会いと別れに満たされていることが描かれ、大義と栄光のために勇気を示す人は常にいて、そして、その人の事を後世に伝え讃え続けるのである。欧米の要人、芸術界、宗教界の名士と主流社会の人たちが2時間の間に古今を駆け巡り、無限の時空に誘われ、生命の尊さと永遠を悟った。
4月8日から10日まで、神韻ニューヨーク芸術団は、フランスのニース・アクロポリス・シアターで5公演行い、チケットが完売した。写真は、10日夜公演に超満員の観客の様子(写真提供:大紀元時報) |
4月10日午後、神韻環球芸術団は、トロントのフォーシーズンズ・センター・フォー・ザ・パフォーミングアーツで第10公演を行い、チケットが完売した。写真は、当日の公演が超満員の観客の様子(写真提供:大紀元時報) |
4月8日夜、神韻北米芸術団は、ボストンのボック・センター・ワン劇場で第5公演を行った。写真は、公演後のカーテンコールの様子 (写真提供:新唐人テレビ) |
4月9日と10日、ルイジアナ州の州都バトンルージュにあるリバーセンターシアターフォーパフォーミングアーツで3公演が行われ、超満員の観客が訪れた。写真は4月9日公演のカーテンコールの様子(写真提供:新唐人テレビ) |
4月9日午後、シアトルのマリオンオリバーマッコーシアターで、神韻巡回芸術団の第5公演が行われ、超満員の観客が訪れた(写真提供:大紀元時報) |
2022年4月8日、アメリカの神韻国際芸術団の第3回公演を、シドニーで観たカンタベリー市のウォーターフロント商工会議所のウォーリー・メハンナ会長は、神韻は偉大なる傑作であるとし、芸術監督に敬意を表すると述べた。
神韻公演を鑑賞したウォーリー・メハンナ会長(写真提供:新唐人テレビ) |
メハンナ会長は、「神韻は私を素晴らしい旅に連れて行ってくれました。私は空を飛べるように感じ、あちこちへ旅してきました。神韻は私の心と魂に触れ、情感が最大限に引き伸ばされ、私はその中に陶酔していました」「神韻は多くの象徴的な意味合いが含まれ、多次元の境地と長い歴史を現し、異なるバックスクリーンの景色と組み合わせ、一幅一幅の画面に異なる象徴的な意味合いが含まれ、異なる内包が含まれています。その中にエネルギーが流れているような感じがして、とても素晴らしいのです」と述べた。
「神韻の芸術監督に敬意を表しなければなりません。なんと印象的で素晴らしい傑作でしょう! とても震撼を受けました」とメハンナ会長は熱く語った。
コペンハーゲン市議会議員「神韻が語る故事が非常に重要である」
オーデンセは、有名な童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの故郷であり、中世の素朴で優雅な北欧建築がよく残されている。2022年4月6日と7日、アメリカの神韻世界芸術団がデンマークを訪れ、オーデンセのオデオン劇場で2公演を行い、共産主義以前の中国を紹介するこの世界的に有名な公演を観るめに、地元の各界の著名人が鑑賞に訪れた。
4月6日の公演を鑑賞したデンマークの首都コペンハーゲン市議会議員、国会議員候補のトーマス・ローデン氏は、神韻が語る故事は重要で力強いものだと述べた。
デンマークの首都コペンハーゲンの市議トーマス・ローデン氏は、「神韻が示す真実の歴史は非常に重要です」と話す(写真提供:新唐人テレビ) |
トーマス議員は、「すべての色と美しい音楽が組み合わさって、この非日常的な物語を極めて強力なものにしていると思います。これは、中国共産党が私たちに忘れさせ、消し去りたがっている古代中国の故事です。もし 私たちがこの故事を語らなければ、中国共産党はこの故事を語らないように仕向けるでしょう。 歴史を改ざんして真実の世界を変えようとするものですから、神韻がここで真実の歴史を観させるのは非常に重要だと思います」
同議員は、中国共産党と中国国民は同一と考えてはならず、欧米の政治家は両者を区別する必要があるという。「中国国民と中国共産党を区別することが重要で、例えば、私のような政治家は中国共産党をよく批判するが、国民を批判しているのではなく、共産党とその政権を批判しているのです。問題はこの党にあるのであって、他の誰かにあるのではありません」と強調した。
首席奏者「生演奏が劇のストーリーの発展と完璧に協調しています」
4月5日夜、息子を連れて神韻環球芸術団の公演を鑑賞した、クラリネット奏者のドミニク・デソーテル氏は、「私はますます中国の伝統文化に憧れるようになった」と話す(写真提供:大紀元時報) |
ドミニク・デソーテル氏は、カナダのオペラ・カンパニーとハミルトン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者であり、カナダのいくつかの音楽コンクールの審査員も務めている。トロントでの神韻公演を鑑賞した後、神韻交響楽団の演奏を称賛し、「中国楽器と西洋楽器の連携が抜け目がなく、これらの組み合わせが素晴らしく、作り出した音色は、西洋の交響楽団やオペラアンサンブルとは異なります。私はこれらの楽器と旋律の組み合わせがとても好きで、とても完璧な組み合わせです」
同氏は、「中国の数千年の伝統文化に憧れており、音楽にしても、文化にしても、哲学にしても、私は中国の伝統文化にますます憧れるようになりました」
二胡は彼にとって唯一無二の楽器であり、彼は二胡には無声のエネルギーが帯びているように聞こえ、心を動かされたという。彼は感嘆して、「二胡は非常に表現力が豊かな楽器で、二胡自身が歌うことでき、人間の声にそっくりです。その音は他の楽器に消されることなく、かつ音が振動するとき無声のエネルギーを持ち、本当に特別な楽器です」と絶賛した。
同氏は、「音楽は単なる伴奏ではなく、オーケストラや振り付けなどすべてが同じように重要で、ストーリーや効果音のすべてを担っています。 いかなる言葉も必要なく、舞踊劇のストーリーの発展を完璧に協調しているのです。神韻の音楽は本当に完璧です」
同氏は、「神韻は、このような豊かで古い文化的価値がまだ存在していることを、私たちに思い出させてくれ、これは重要なことです。 神韻は壮大で高貴なだけでなく、人々がこれらの伝統を目の当たりにし、感銘を受けることのできる、計り知れない深い意味を含んでいるのです」と述べた。
多国籍企業チームリーダー「歌詞は苦い良薬のようである」
4月9日夜、スイスのロンザ社品質保証技術チームリーダーのステリヤン・ティンコフ博士と妻のケルスティンさんは、息子さんを連れてバーゼル近郊から3時間以上かけてドイツのルートヴィヒスブルクに行き、神韻公演を観賞した(写真提供:大紀元時報) |
ステリヤン・ティンコフ博士は、「神韻は私に深い印象を残しました。私は神韻がとても好きです。 神韻はとても深い意味を持っていて、人心を啓発しています。 神韻は人々に信仰を取り戻すことを教え、これはとて良いことで、とても重要なこと、なぜならば、私たちは観てもわかりますように、昨今の社会の中で人々は、すでにこのように空虚に変わったのです!」と述べている。
同博士は、「神韻が現す情景には、これらの素晴らしい価値、私にとってまだ気づいていません。 私はこの公演の意義がよく理解でき、称賛したいと思います」
同博士は、神韻の歌詞は苦い良薬のようだと表現し、「私は神韻の歌詞が好きで、多くの人が棒喝を感じていたことでしょう。それは良いことなので、そういう歌詞は多くの人にとって薬のようなもので、苦い味がするが、よく効くのです」
ケルスティンさんもロンザグループの企業に勤めている。彼女は「神韻を観た後、少し感慨深いものがありました。 現在の人々は神性について全く考えなくなりました。しかし、神韻はそれを明らかにとても分かりやすく表現してくれました。 考える勇気と、その考えを世の中で行動に移す勇気が必要なのです」と語った。
大統領生涯功労賞受賞者「世界の問題を解決する良い処方せん」
4月9日午後、神韻公演を鑑賞したアントワーヌ・ジャスミンさん(写真提供:大紀元時報) |
大統領生涯功労賞を受賞したアントワーヌ・ジャスミンさんは、キリスト教会の指導者であり、神学の博士号を二つ持ち、司教と預言者の二つの身分を持っている。
彼は、「この特別な公演が、アフリカ系アメリカ人、そしてここで啓発を受けた他のグループに推薦できるのなら、この公演は巨大な効果を発揮し、神韻は世界の問題を解決する良い処方せんになります」と語った。
ジャスミンさんは、「神韻の音楽の美しさ、完璧さが私に深い印象を残しました。 音楽の創作は絶妙で非の打ちどころがないのです」と語った。
キリスト教(NTCC)総裁「公演は強大なメッセージを届けている」
4月8日夜、神韻公演を鑑賞した新約聖書クリスチャンチャーチコーポレーション(NTCC)の総裁兼最高経営責任者マイケル・ケーケル氏、「神韻公演は再び無神論は邪悪であることを人々に告げている」と話す(写真提供:大紀元時報) |
マイケル・ケーケル氏は、「この公演は、道徳的な強大なメッセージを伝えており、例えば、無神論は邪悪だ、無神論はまさに共産党が宣伝しているもので、共産党は、人々が神を崇拝する権利を奪い、自由を奪い、人々が選択をする権利を奪い、自分の家族を持つことを、自分の生活の権利を奪っています、私から見れば。これらはすべて間違っています」
同氏は、神韻のアーテストの芸術的な功績を称えるとともに、中国の人々に同情し、神韻が早く中国で上演されることを希望しているという。 「彼らの舞踊の技巧は素晴らしい! 私は(神韻)事業の支持者です。 私は中国の伝統や歴史が大好きです。私は中国で起きている苦難を悲しみを感じ、中国の人々を支持し、彼らのために祈ります。 共産党はこの公演を観たがらないでしょうが、これは世界にとって恐ろしいことです。 神韻が人々を手助けして、自分の周りで、自分の国で起きていることを見ることができればと思います」と話し、中国共産党に恐れられている人は皆、良い人だという。「共産党が嫌がり、そして破壊しようとしている大きなものは、道徳と善良さ、正義、および人々が良い人になることです」と話した。
建築会社最高執行責任者「神韻は叙事詩の部類に属する」
4月9日午後、神韻公演を鑑賞したロードアイランド州の大手建設会社Complete Site Solutionsの最高執行責任者デレク・ベネット氏と妻のファーレイ・ベネットさん(写真提供:大紀元時報) |
デレク・ベネット氏は神韻を観て、精神的に自由になったと感じたという。「私は自由を得て、本当に精神的に自由を得ました。神韻が人間の精神、私の文化と調和していることに誇りを感じ、それはとても良いことです。公演はとても美しく、神韻を表現する言葉は他にはありません。 この公演は、私に、妻に、私の恐怖に語りかけていたのです。あのように心が鼓舞され、神韻公演は叙事詩の部類に属します」
ベネット氏は、神韻が自分に正し事を行う意志を強くしてくれたという。「この公演から得たものは、利益があるか否かにかかわらず、私は正しい事を選択するということです。これが私の収穫で、私が歴史を観察し、学んでいます。もしあなたが正し事を行うことを選択するのであれば、そのことが自分にとって利益があるか否かに関わらず、それがもう一つ大きな良いことを成就させることができるのです。人として、正しい事を行うことの選択肢があるのです。時には我々は自分の利益を放棄して、より大きな良い事のために、正しく行うのです。これがその意義の所在なのです」と語った。
神韻を鑑賞した画家連盟の会長、神とのつながりを感じる
4月9日夜、ドイツ・ルートヴィヒスブルクのフォーラム・アム・シュロスパークで初めて神韻の公演を見たガラス工芸家のスザンネ・フィックスさんは、巨大な慈悲のエネルギーの感じたと話す |
バーデン=ヴュルテンベルク州画家協会ルートヴィヒスブルク支部長スザンネ・フィックスさん。専門はガラス工芸で、ガラス工芸で国際的な賞を受賞している。彼女は、「これ(神韻)は間違いなく、精神、舞踊、すべてが一体となった公演で、豪華な色彩、優秀なアーテストたち、神秘的な舞踊が卓越していて群を抜いています」
フィックスさんは、神韻の二胡奏者の演奏に感銘を受け、「二本の弦でこれほど不可思議な演奏ができ、高音と低音の豊かさと表現方法はこの公演のハイライトであり、私は感動しました。そしてソプラノの彼女が歌う歌詞、人々はバックスクリーンでその歌詞を読み、古代の文化が信仰と内なる精神によって支えられ、そして舞踊を通して(その文化を)表現されています」
フィックスさんは、「神韻を観ていて、神とのつながりを強く感じたという。 「私は神とのつながりを強く感じました。低いレベルの理解すれば愛(慈悲)のエネルギーです。もし誰かが愛(慈悲)のエネルギーの流れを感じていれば、瞬間であっても、その人は神を感じたことになります」と語った。
フィックスさんは、「私は『轉法輪』を読みたくて購入しました」と話した。
神韻芸術団はこの後、米国、オーストラリア、ヨーロッパ、カナダでの公演を続けて行う予定。神韻公演スケジュールの詳細やチケットの購入については、公式ウェブサイト(www.shenyun.org)を参照。