【明慧日本2022年4月21日】北京市の法輪功学習者・王振宝さん(60代男性)は、法輪功迫害に関する情報資料を配布していると通報され、2020年12月17日に連行された。王さんは平谷区裁判所から懲役2年の刑を不当に言い渡された。王さんの件の詳細はまだ調査中である。
法輪大法は法輪功とも呼ばれ、世界で1億人が愛好する心身の健康法であるが、1999年以来、中国共産党政権によって迫害されている。
今回の迫害の前に、王さんは法輪功を修煉したため、4回拘禁された。また、2003年には洗脳班に拘禁され、2年間の強制労働を課された。
王さんは北京団和労働収容所で服役中、睡眠を奪われ、長時間、立ったりしゃがんだりすることを強要された。しゃがむことで足に大きな傷を負い、自力で歩くことができなくなった。また、小さな便器に長時間座らされ、でん部が腫れ、ただれ、感染症にかかるまで拷問された。
夏には、炎天下で何度も走らされ、全身を殴られ、膝を蹴られたこともあった。左足は足先まであざができた。この傷で数カ月間、動けなくなった。胸の痛みが続き、何年も歩行困難な状態だった。
明慧ネット2005年の情報によると、北京団和労働収容所は信仰を放棄しない法輪功学習者に対しても、看守は食事を制限し、毎食饅頭と数種類の野菜しか与えなかった。同時に、警官は法輪功学習者に寝ることを許さず、1日に2、3時間しか寝させず、数人の受刑者に交代で1人の法輪功学習者を監視させた。学習者は少し目を閉じると道具で叩き、居眠りできないようにさせた。王さんはこのような拷問を受け続けた。