【明慧日本2022年4月21日】深圳の法輪功学習者・南民民さんは不当に判決を言い渡された後に控訴したが、裁判所は二審で2021年12月に原判決の維持を宣言した。現在、南さんは倉庫349、深圳龍崗留置場に不当に拘禁されており、コロナウィルス期間中の関係でまだ広州女子刑務所に移動されていない。
南さんは1957年に生まれ、会計士で定年退職し、湖北省羅田県鳳上鎮白龍井巷19号に在住していた。
南さんは2020年5月29日に警官に連行され、同日羅湖留置場に拘禁され、その後深圳市第三留置場に移送された。2021年3月25日、南さんは塩田留置場倉庫A19に移送されて引き続き拘禁されていた。
南さんは1996年に法輪功を修煉し始めてから、かつて深刻な腰痛が治ったばかりでなく、それ以降何の病気もなくなった。二度と病院に行ったこともないし、薬も一錠も飲んだことはない。中国共産党が法輪功を迫害した後、南さんは不当に2回にわたって合計10年間の懲役を言い渡されたことがある。
南さんが迫害された実例
1999年12月以来、南さんは留置場で6回、洗脳教室で2回にわたって拘禁され、また2回にわたって計10年の実刑判決を下されて刑務所に拘禁されていた。
武漢女子刑務所で、南さんは下記のような拷問を受けた。板に縛り付けられて強制的に灌食された。髪の毛を引っ張られ、頭に熱湯をかけられ、ベルトで頭を叩かれ、軍人用の革靴で腹を蹴られ、手足をまとめて手錠をかけられ、7~15日間外されず、生理期間にズボンが真っ赤になって汚れても着替えることも入浴も許されなかった。
拷問のイメージ図:吊り上げられて殴られる |
刑務所側は受刑者2人を南さんと同じ部屋に拘禁し、受刑者に南さんを任意に迫害させた。受刑者2人は好き勝手に南さんを殴ったり罵ったり、両手を後ろに回して縛り、南さんをドアの上に吊り上げ、足の下に片足だけが置ける踏み台が置かれた。水道管や鉄門や窓に手錠で繋がれ、連続して数日間縛られた。
南さんは殴られて口から血が流れ、右足のふくらはぎは蹴られて青くなり、歩く時に痛く、トイレの時にもしゃがむことができなかった。3カ月近く就寝が許されず、昼も夜も立ちっぱなしという拷問を受けた。洗顔や歯磨きやシャワーや洗髪などは、すべて許されなかった。体が臭った。 ふくらはぎから太ももまで腫れあがっていた。南さんの体はN字型ように立っており、顔は地面から30センチくらいしか離れていない状態で、背筋を伸ばすことができず、歩くこともできなかったが、受刑者2人は南さんを強制的に歩行させ、作業場まで引きずって行き働かせた。
刑務所では、朝6時半から夜12時まで、時には翌朝4時まで働かされ、座ることも許されず、立って働き、食事の時間以外は休みなくずっと労働を強制され、 病気になっても釈放することはない。