文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年5月6日】私は1997年に法輪大法の修煉を始め、現在66歳です。妻が体調を崩したとき、ある人から『法輪功』を渡され「この本は病気治療、健康保持に奇跡的な効果がある」と言われたそうです。妻は毎日大法の本を読み、功を煉り、短期間で全身の病が治り、顔に赤みが差すほど元気になり、力強く歩き、前とは全く別人のようになりました。本当に不思議なのです。私は思わず大法の本を手に取って読んでしまい、もう手放せなくなりました。これは人に良い人、より良い人になりなさいということを伝える本でした。読めば読むほど好きになり、それ以来、大法修煉に入りました。
私は建設会社の管理職なので、毎日とても忙しく、勤務時間も長いため、学法と煉功する時間はほとんどなく、修煉状態はあまりよくないのです。
2011年10月28日、16階建てのビルから落ちてきた長さ6mの鉄骨パイプに当たり、すぐに意識がなくなり、気を失いました。その知らせを聞いた会社の上司は、急いで車を出して私を病院に連れて行き、左肩の骨の粉砕、肋骨4本の骨折、頚椎のズレと診断され、12日間集中治療室で蘇生し、肝臓も摘出されました。
意識不明のまま、その後、一般病棟に移りました。主治医はリハビリが必要だと言い、手術は3カ月後になるとのことでした。妻が、医師に状況を聞いたところ、 医師は「今後は歩ける見込みはあまりない」と言い、それを聞いた妻は「それなら治療はもうしない、今すぐ退院します」と医師に告げました。私の命は大法によって、大法師父によって与えられたものであり、大法のみが私を救うことができると妻は知っていたのです。医師は納得していないのですが、妻がどうしても退院したいと言うので、医師は仕方なく妻に「家族が治療を拒否しています」とカルテにサインしてもらうことにしました。
私はずっと昏睡状態だったので、家に帰ると妻が師父の法を読んでくれたり、同修たちも家に来て学法したりしました。徐々に意識が戻り、徐々に布団に座れるようになりましたが、まだ話すことはできませんでした。妻に大法の本を持たされましたが、まだ力がなくて本を上手く持つことができず、頻繫に閉じてしまうので、妻がきれいな箸を本の縫い目のところに挟み、本が閉じないように私の手を箸の上に押し付けてもらいました。身体が痛くても、同修と一緒に学法をし、どうしても我慢できないときは、同修らの読法を聞くことにしました。
大法は私に深く影響し、身体が日に日に大きく変化していきました。18日目になると、急にオンドルから降りたくなってきました。私はゆっくりとオンドルの端に移動し、地面に足をつけて立ち上がりました。試しに一歩を踏み出し、さらにもう一歩歩いてみました。家事で忙しくしていた妻が振り向くと、私が床に立ってまた歩ける状態であるのを見て「あなた、もう床に降りられるの? 歩けるの?」と興奮気味に駆け寄ってきました。私は力強く頷きました。妻は大喜びで「うちの人が歩けるようになったから早く見に来て」と近隣の人たちに声を掛けにいきました。近所の人たちはみんな私の家に来てくれて、大法の素晴らしさを目の当たりにして、とても驚き、思わず感心していました。私の事は、地元でかなりの反響を呼びました。
私に第二の人生を与えてくださったのは大法であり、私は師父の言葉に耳を傾け、さらに精進し、より多くの人を救うことこそ、師父の慈悲深い済度にふさわしい行いになるのです。全身全霊で修煉に没頭することになりました。毎日、妻と一緒に大法を大量に勉強し、または法を暗記し、時には夜中に起きて暗記することもあります。最初は静功しかできなかったのですが、うまくできなくても動功をできる限りやることにしました。体が徐々に回復してくると、毎朝3時きっかりに起きて妻と一緒に煉功し、4回の発正念は決して怠ることなく、特別な事情で出来なかったときも、時間を見つけて埋め合わせをしなければならないのです。私は、ほぼ毎日、同修たちと一緒に外に出て、人々を救うために面と向かって法輪功迫害の実態を語りました。
今住んでいるところは街の中心から離れているため、真相資料を届けるのも大変なので、資料を作ることを思いつきました。パソコンの問題をどう解決しようかと考えていた矢先、近隣同修が誰も使っていない古いノートパソコンがあるから、やってみないかと言われ、ちょうど勉強しようとするところで、本当に良かったと思いました。数日後、市内の同修が私にプリンターを送りたいと言って、それが必要かどうかと聞かれました。今はまさに必要だと同修に伝え、これはすべて師父がやってくださっていることを知っていて、同修の助けを借りて、インターネットへのアクセス、ダウンロード、印刷を学び、地元と周辺の同修が使えるように家庭真相資料の拠点を設置しました。
私はよくガソリンスタンドにガソリンを入れに行き、オーナー、オーナーの奥さん、その従業員に法輪功迫害の実態を語り、真相資料も渡し、彼らがかつて加入していた中共の組織を脱退させ、そして「法輪大法は良い、真・善・忍は良い」を忘れないようにとお願いしました。みんなは話に賛同してくれました。私は4、5年前から定期的に、毎回2000元(約3万9000円)以上の真相紙幣をオーナーの奥さんと交換しています。
より多くの人の命を救うために、空いた時間を利用して液化石油ガスをボランティアで交換することにしました。1回、ガス交換に行ったら、オーナーの奥さんが「いつもただでガス交換をしてくれて助かります、この分の節約したお金をあなたに出しますね」と言われ、ボランティアなので、お金をもらうわけにはいきませんと私が言うと「本当に良い人ですね、他の人と違って、今時、お金を欲しがらない人なんていないし、そんな人は少ないよ」と彼女に言われました。「私は法輪大法の学習者であり、真・善・忍に従って良い人にならないと、それに私が良くなくても、大法師父と大法が良いので、こうすることが出来た」と彼女に話し、師父の法を一節暗唱して聞かせました。「大法師父の説法はとてもいいですね」と彼女は感心し、自分はまだ師父の要求に応えるにはほど遠いと彼女に話しました。
また別の機会にガス交換をする際、オーナーの奥さんがまた交換費用を私に渡そうとしました。自分は修煉者であり、ただでお金をもらうことはできないし、法輪大法を修煉していなければ、義務でガス交換するのはあり得ないと話しました。奥さんに 「あなたは良い人だし、健康状態も素晴らしい」と言われました。私は「この10年間、一度も薬を飲まず、医者にもかかっていないし、妻も15年間、一度も薬を飲まず、医者にもかかっていません」と話し、彼女は「大法を修煉することはそんなに良いの、病気もないのですね」と言いました。もう一度、師父の法を暗唱して聞かせました。すると「今度来るときは本を持ってきてね、読んでみたいです。あなたの師父の法はすごくいいですね」と彼女が言いました。今度来るときに必ず持ってきますと約束し、そして「あなたの商売がどうしてうまくいっているのか、わかりますか?」と聞くと、彼女は「どうして?」と私に聞き「あなたは真相紙幣を使っているため、法輪大法の真実も広めています。そのため、大きな徳を積むことになり、それで商売繫盛に繋がっています」と答えました。「なるほど、そういうことですね」と彼女は納得しました。
私は人に真相を伝えるとき、よく師父の法、または「洪吟」を暗唱してあげますが、みんな結構気に入ってくれます。実際、師父が全部やって下さっているので、私はただ口や足を動かしているだけです。
不思議なことに、この原稿を完成させたとき、自分の空間場がクリアで透明になっているのを感じました。ふと、長い間修理できていないプリンターを思い出し、妻から「直せないなら廃品にしよう」と言われたことがありました。人の命を救うものなのだから、手放すわけにはいかないと、思わずもう一度見に行きたくなりました。プリンターの問題はすぐに見つかり、ワイヤーの位置がずれていたことが判明し、プリンターはすぐに元通りになりました。私はちょっと興奮気味になり、師父にとても感謝しています。師父は常に弟子を見守り、啓蒙(けいもう:無知の人を啓発して正しい知識に導くこと)してくださり、自分はただひたすら精進するしかないのです。
法に反することがあれば、同修のご指摘をお願いいたします。