【明慧日本2022年5月6日】江蘇省南通市通州区の法輪功学習者・施美連さん(71歳女性)は身柄を拘束され、すでに1年近く拘禁されている。施さんは懲役2年6カ月の不当な判決を宣告され、現在南京女子刑務所に拘禁されている。
法輪功は中国の伝統修煉法で世界の人々に親しまれ、心身の健康に高い効果をもたらす気功であるが、1999年以来中国共産党により迫害されている。
施美連さん(もしくは施美蓮さん)は法輪功を学んでいるとして、かつて労働教養処分を科されたことがある。2007年8月16日の早朝、警官7、8人は施さんの自宅に侵入し、施さんの娘に母親の居場所を探すよう強要した。その後施さんの娘は通州畳石橋国際家紡城に連行された。そして市場にいた施さんは身柄を拘束され、華徳ホテルに拘禁された。そして家族との面会を禁じられた。
2021年5月13日、施美連さん、瀋亜芳さん(80代)、夏玉平さんなどの法輪功学習者15人が、通州区五甲鎮にある瀋亜芳さんの自宅で法輪功の書籍を読んでいた時、侵入してきた地元の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に身柄を拘束され、洗脳班で迫害された。
同年6月25日、施さんは南通留置場に移送された。
南通市崇川区裁判所は家族に知らせないまま、施さんに懲役2年6カ月の不当な判決を宣告した。
法輪功学習者の瀋亜芳さんはかつて多種の病気を患っていたが、法輪功を学び「真・善・忍」に従い、厳しく自分を律し、心身ともに健康を取り戻した。しかし、瀋さんは拘禁されていた期間中、不正出血を起こし大量に出血してしまい、一時出所で解放された。