【明慧日本2022年5月8日】(広東省=明慧記者)多くの法輪功学習者(以下、学習者)が現在、深セン市龍岡留置場で不当に拘束されている。ここに現在、拘束されていることが分かった学習者は、南民民さん(65歳女性)、馬彦平さん(34歳女性)、林楽宏さん(46歳女性)、陳利芳さん(30代女性)であり、その他は不明。法輪功は真・善・忍の理念に基づく精神修養法であり、心身の健康に効果がある。1999年以来、中国共産党に迫害されている。
学習者の多くが秘密裏に連行され、留置場に拘束されてから最初の数カ月は家族や友人に知らせることは難しい。拘束されている学習者はほとんど数カ月後に報道された。
南さんは2020年5月29日に警察に連行され、2021年3月25日に裁判所で裁判を受け、その後、懲役5年6カ月の実刑判決を言い渡された。南さんは控訴した。二審は2021年12月、原判決を維持した。コロナの流行で広州女子刑務所に移送されなかったため、龍岡留置場に拘束された。
林さんと馬さんは、同留置場に1年以上拘束された。2021年12月27日、林さんは塩田区裁判所から懲役3年6カ月、馬さんは懲役3年3カ月の実刑判決を宣告された。2人は共に5千元の罰金を科された。林さんは迫害に反対して断食を行い、留置場では強制的に灌食され、健康に深刻なダメージを与えられた。2021年4月、強制灌食された林さんは、「蘇生」と称して病院に運ばれた。それ以来、林さんはものを食べるとすぐに吐き出し、留置場に戻ってからも体調が悪かった。
情報筋によると、約15の女性監房には、基本的に1~2人の学習者が拘束されている。そこの環境は悪く、留置場の警官がしばしば学習者の煉功を阻止し、命令されたほかの受刑者が学習者への監視を強要している。例えば、学習者が煉功することを阻止しなければ監房全体を文明監房と評価しない、日用必需品を差し止める、班長(監房を管理する受刑者)に言葉で批判、脅迫する、班長や監視するほかの受刑者が利益を図るため、留置場に従って学習者を監視するなどを行った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)