【明慧日本2022年5月28日】世界法輪大法デーを迎えるにあたって、ロシアの法輪功学習者(以下、学習者)たちは、修煉体験交流を行った。修煉体験談を共有し、自ら経験したことを通して法輪大法の偉大さを証明し、李洪志師父に純粋な心で感謝を申し上げた。
ロシアの学習者、師父のご恩に感謝 |
イルクーツクから来たニーナさんは、「私には2人の子供がいます。当時子供はそれぞれ5歳、6歳でしたが、家庭に問題が生じたため夫と離婚しました。それ以後、私は記憶を失ってしまいました。字を書いたり、本を読んだりすることも出来なくなり、言葉の表現力にも障害が発生しました。また自分の同僚や近所の人たちが街で挨拶してくれるのですが、私は、彼らが一体誰なのか、しっかりと覚えていないため、自分はできるだけ他人とかかわらないように避けていました。まるで自分の世界にこもっているかのようでした。夫が離れていくことは、息子にとって切なく、息子はますます緊張感を持つようになり、性格は怒りやすく敏感になりました。また娘の体調も悪く、喘息を患っており、例え軽い風邪を引いても窒息の危険性があり、集中強化治療室に入らざるを得ない状態でした」と語った。
またニーナさんは、「2006年に、私はバイカル湖の湖畔で学習者に出会ってから、それ以来、この宇宙の特性の真・善・忍に従って、16年修煉して来ました」
「法輪功の修煉を始めてまもなくして、記憶が回復しました。私が本を読み始めてから、誰かと交流したいという気持ちが出てきました。恐怖感、恨みなどの執着を取り除き、特に元夫に持っていた恨みを放下しました。また法輪功の修煉は、子供の教育において積極的な役割を果たしています。私は法輪功を修煉して以来、子供達の病気も消え、息子と父親の仲も改善しました。私は今年で67歳になりますが、歳を全く感じることはありません。なぜなら、力と活力に溢れているからです。師父、ありがとうございます!」
合掌して師父のご恩に感謝するニーナさん |
モスクワのユリさんは、子供のころはモスクワの犯罪率が最も多い地域に暮らしていた。ユリさんは、子供のころからモスクワで最も有名なヤクザを手本にしていたという。
ユリさんは、「私は、酒に夢中になってしまい、アルコール中毒になりました。両親は私が酔っ払うと、家に入れてくれないのです。そのためドアの前で寝るしかありませんでした。子どものころから私はいろいろな病気を患っていました。中学生の時には退学してしまい、そのため働くしかありませんでした。成人してからは、人々が騙しあったり道徳に背く行為をよく目にしました。そしてある時期には、両親を許せないと思っていました。恨みを持っていたからです」
ユリさんは子供の頃から酒を飲み始め、15歳の時にはすでに酒飲みとなり、27歳で麻薬中毒者になっていたという。健康状態がますます悪くなったユリさんは、麻薬中毒を止める方法を探し、最初麻薬依存症を治療する医療センターに入ったが、効果はあまりなく、そのため精神治療法を探すことにした。
そして6年前、ユリさんが32歳の時、ソーシャルメディアのVK(ロシア最大のSNS)を見た。「ほら、これは君にとって発見になる!」という言葉が聞こえた。「これこそ自分がずっと探しているものだ!」と思ったユリさんは部屋にこもって誰にも会わず、3日以後には李先生の講義を聴き始めた。「幸せはこっそりとやってきたのです。これはとても奥深い領域だと感じました」と語った。
『轉法輪』を読み始めたユリさんは、その中に真・善・忍の修煉原則が述べてあり、どんな困難に遭っても彼は一字づつ丁寧に読んだ。そして、他の学習者たちにも手伝ってもらいながら、困難を乗り越えようとした。ユリさんは法輪功の五式の功法にも励まされているという。しかし、時々心が崩れて、元の状態に戻ってしまったとき、「同修たちは、『発正念をしよう』と言ってくれました。本当に目立った効果がありました。今の私に、はっきりと分かっていることは、もし修煉をやめてしまったら、私は邪悪に地獄まで引きずり降ろされてしまうということです。慈悲なる師父ありがとうございます。心から感謝申し上げます」と言った。
ユリさんは人々に、中国共産党(以下、中共)による残忍な法輪功迫害の実態、及び中共の邪悪な本質を伝えている。ある日ユリさんが観光地付近で座禅をしていた時、中国人女性が傍にやってきた。なんと女性は学習者だった。その女性学習者はAPPで翻訳しながら、ロシアにいる学習者を探していることを伝えた。女性は、ユリさんに蓮の花を贈り、「学習者のあなたに出会えて、本当に嬉しいです」と言った。
合掌して師父のご恩に感謝するユリさん |
クラスノヤルスクから来た学習者のディナさんは、今までもはっきり覚えていることは、子どものころ、果てしない空をじっと眺めながら、「空の向こう側には何があるのだろうか?」と言うことだった。それは、綺麗で、明るく、高尚なもので、簡単に言えば、脱俗超凡のような物がきっと存在していると信じていたという。「生命はいつか終わるはずです。しかし、天外に何があるのかはまだわかりませんが、好奇心があります」と話した。
学生時代から、ディナさんは自分自身を築くために、新しい物事を理解するために、日常生活だけでなく、個人的に幅広い趣味を持つことを考え、例えば文化的趣味、絵画、音楽、ダンス、スポーツなどを試してみた。しかし、この全ては彼女にとって欲しいものではなかった。
10年前、ディナさんがある活動に参加した時、黄色い服を着て煉功を実演している学習者たちの姿が目に入った。ディナさんは「私は彼らのチームに入れてもらいました。すべての功法を学び終えた後、気持ちが良く、リラックスしたと感じました。一つのエネルギーが上から注がれて、その場で気持ちが改善されたと感じました。翌日も、学んだ全ての功法を行いました」
ディナさんが法輪功を修煉してから1年半後、友人の母親が「整形したのですか?」とディナさんに聞いた。実は友人の母親を驚かせたのは、ディナさんの顔に大きな変化が起きていた。ディナさんはより綺麗になり、より肌がきめ細かくなっていたからだった。
法輪大法を修煉することによって、ディナさんは人と付き合う悩みから抜け出すことができたという。またディナさんは「修煉することによって、心が広くなり、善なる性格を持つようになりました」と言った。以前のディナさんは付き合いにくい性格だった。「以前の私は、自分の考えを固く堅持していました。友人や親戚と付き合う時、相手が自分の思い通りに従わないと不満な気持ちでいっぱいでした。気持ちがなかなか収まらず、不満があると私はやり返す行為をしていたのかもしれません。彼らはどのようにして私のことを我慢していたのでしょうか。実は自分の事でさえも我慢ができていなかったのです」
「師父は、他人のことを先に考えなければならないと教えてくださいました。だんだん分かって来たのは、他人に対して忍耐することは必要です。しかし、自分は他人のことを理解できなところもあるはずです。善なる考えを必要とし、他人の意見を聞くべきです」と話した。
「法輪大法を修煉することによって、子供の頃からずっと探して来たものを見つけることができました」
ディナさんは「慈悲なる師父、ありがとうございます」と言った。
合掌して師父のご恩に感謝するディナさん
クラスノヤルスクから来た学習者のサーシャさんは「人間はなぜ生きているのか分かりませんでした。歳を取って死ぬことを待っているだけだったら、何の意味もないだろう。人間の生きている真の目的が分かりませんでした」
「以前、私は経験したことがない自由を探してみました。生活の意義は楽しく生活する上に、病気がない事だと思い、努力せずにより多くのお金が儲かるかと想像し、なんでも欲しかったのです。しかし、それらの全てを手に入れたとしても、意味がないことだと分かっていました」
「5年前私が29歳の時、法輪大法のことを聞いた後、心からの不安が消えました。李先生の本の中に、今までずっと悩んでいた問題の全ての答えが見つかりました。残念なのは私は今まで多くの時間を浪費していたということです」
「私は、他人に同情心を持つようになり、人を傷をつけたりする考えが消えました。かえって無私的に他人の為に何かをしたとしても、嬉しいと感じるようになりました。法輪功を修煉する前は、楽しいことは良いものを買ったり、喜んで遊んだりすることだと思っていましたが、今では真の楽しいこととは、人を手伝うことだとわかりました」
「私の仕事はタクシーの運転手です。仕事をしているといろいろな人に出会うのですが、他人に対して友好的に付き合うことができるようになりました。暴れられたら穏やかな言葉で会話をすると、相手も落ち着くようになり罵ることをやめてくれます」
「師父、法を得るチェンスを与えてくださり、心より感謝いたします。法輪大法の弟子になって本当に幸運なことです。まるで夢の出来事のようです」と語った。
合掌して師父のご恩に感謝するサーシャさん |