【明慧日本2022年6月9日】山東省勝利油田で心身の健康効果の高い気功「法輪功」を学んでいる斉国煕さん(73)は今年6月1日、懲役3年3カ月の実刑判決を不当に言い渡され、罰金3万元(約57万円)を科された。現在、斉さんは控訴を提出した。
斉さんは濱州市濱城区に在住。2021年8月、斉さんは国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行され、家宅捜索をされ、パソコン、プリンター、及び消耗財など多くの個人財産を押収された。身体検査で不合格のため、留置場に受け入れを拒否された。数千元を強請り取られた後、裁判待ちという形で一時解放された。
斉さんは国保の警官に起訴され、2022年6月1日午後、濱城区裁判所で開廷された。斉さんは懲役3年3カ月の実刑判決を言い渡され、罰金3万元(約57万円)を科された。
斉さんは1998年12月に法輪功を修煉し始め、心身ともに健康を取り戻した。元々の心臓病、高血圧、足の痛み、常に風邪をひいていたこと、風や寒さを恐れていた持病が治った。更に、道徳も高まり、より良い人を目指して過ごしていた。
2004年3月10日、斉さんは濱州市の国保の警官らに連行され、家宅捜索を受け、留置場で8カ月拘禁された後懲役3年の実刑判決を下され、濰北刑務所に拘禁された。そこで、スタンガンでの電気ショックを受け、毎日13時間の労働を強要され、週末は残業を強要されたこともしばしばあった。
2007年3月、斉さんはやっと解放された。
ここ数年来、濱州市で連行されて実刑判決を下された学習者は于忠さん、ゴン建芬さん、李淑芬さん、イ江梅さん、杜大存さん、趙秀蘭さんなどがいる。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)