【明慧日本2022年6月23日】今日、家族同修が他の同修の家で起きたことを話してくれました。その同修の家は遺産分配のことで姉妹や姪っ子たちまで巻き込まれ、大きなトラブルになっていました。その中に数人の修煉者がおり、しかし利益の前では自分が修煉者であることを忘れて、裁判を起こすまでになっていました。修煉者は自分の身分や役割を忘れて、人心に執着する時はまさに常人の状態の現れです。
最初、家族がそういう具体的な状況を話しているのを聞いて「どうしてこうなんだ」と首をかしげました。でも私は、すぐに警戒し家族同修に他の同修の家のトラブルに巻き込まれないようにと注意喚起をすると、家族は何も言いませんでした。
その後、このことを聞かせるのは何かに気づかせるためだと思いました。あの同修は自分が修煉者であることを忘れ、現れてきた状態は私にはないのでしょうか? ある面において自分は上手くできているが、自分の人心が大きく執着している時にはあの同修と同じであり、修煉者であることを忘れ、ただ現れた状態が違うだけです。
そう考えた時、他の同修の執着から生じた蔑視(べっし:見さげること、さげすむこと)が一気に消え、修煉は本当に大変であり、他の同修も容易ではないと悟りました。家族同修に「実は、同修たちは魔難に陥り、こういうことを聞いて、彼らのことを排斥したり軽蔑したりしてはいけないのです。私たちは内に向けて探す以外はなく、正念で彼らと助け合うべきです」と言いました。言った瞬間、私は急に涙が流れ、この時家族も目を拭いているのを見ました。
その瞬間、心が開き、今までずっと重荷になっていた物質が消えて、目には見えないが、その瞬間にとても広い領域に到達したのを感じました。
その後、法を暗記している時、法に溶け込む状態に入り、なかなか覚えられない部分が、急に理解し暗記ができて、それは言葉には表せないほどの素晴らしさと嬉しさでした。
その後の発正念では、今まで発正念時に出てきた混乱した雑念が消え、思惟は静かで、意識が集中しており、強く感じました。正念の中、魔難の中にいる同修を加持し、同修の間に離間(りかん:仲たがいをさせること)する邪悪を取り除き、全ての衆生を操って大法や大法弟子を迫害している邪悪を取り除きました。
正念の中で、私は大法弟子が正念で邪悪を取り除くのは、自分が迫害されない為ではなく、衆生を救うためだと理解しました。邪悪に操られ利用されている衆生は、本当に迫害され、本当に最大の危機の淵にいるからです。
最近、真相伝えや法を実証する時、自分が危ない状況に遭ったことがあり、師父の加持で徹底的に解体されました。また、私たちの思考の中に映った他の同修の問題、不足、欠点等全ては大法弟子の関を難しくする邪悪の企みであり、徹底的に排除しなければいけません。それを見分け、認識して、正念でそれらを取り除き、出てくるたびに取り除けば、徐々に弱くなり、最後は完全に消えます。
個人的な認識であり、不足があれば、慈悲なるご指摘をお願いします。