【明慧日本2022年7月3日】遼寧省錦州市の法輪功学習者・高頴さん(女性)は、警官らに殴られた後、不当に連行された。警官は高さんを拘置所に送り込もうと企て、高さんの体温を捏造しようとした。
法輪大法は法輪功とも呼ばれ、世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党政権によって迫害されている。
高さんは5月24日、畑で作業していたところを連行された。高さんは派出所に連行され、尋問を受けた後、質問に答えることを拒否した。警官らは高さんの顔を平手打ちし、肋骨を殴り、ペンで肋骨を刺した。顔の左側、体や腕のあちこちがあざだらけになってしまった。
翌日、警官が高さんを地元の拘置所に連れて行くと、体温が37.5℃であったため、職員は受け入れを拒否した。7日後にもう一度来るようにと言われた。
警官は高さんを再び派出所に連行し、一晩留置した。翌日、高さんを拘置所に連れて行ったが、高さんの体温は37.7℃と高くなり、また追い返された。
廖屯派出所の所長である許士林は、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の隊長の張暁敏に電話をかけて相談した。張は高さんを病院に連れて行き、薬と注射を投与するよう許に指示した。
2日間の「治療」の後、警官は高さんを留置場に連れて行くために3回目の試みをした。高さんを拘置所に連れて行くために、警察は特殊な体温計を用意し、36.5℃に設定し、拘置所の体温計と取り換えようとした。高さんは、体温計が交換されたことを発見し、留置場の職員の前で彼らを呼び出した。その結果、高さんは高熱を理由に再び入所を拒否された。
この事態に警官らは激怒したが、まもなく高さんは釈放された。