【明慧日本2022年7月6日】甘粛省武威市の法輪功学習者・支万超さん(70代男性)は2021年6月、法輪功を学んでいることを理由に、涼州区裁判所に懲役3年の刑を言い渡され、刑務所外の服役になっている。しかし、最近、また刑務所まで連行され、拘禁されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。
支さんは2020年12月23日、法輪功に関する資料を印刷しているところを連行された。さらに2人の学習者・唐潤玲さんと康梅英さんも一緒に連行された。
唐さんは2日後、武威留置場に連行された。康さんは15日間拘留された後、釈放された。支さんは体調不良のため、現地の留置場から入所を拒否され、連行当日に保釈された。
2021年2月1日、涼州区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官3人が支さんの自宅を訪れ、起訴状を届けた。
支さんは2021年6月、涼州区裁判所から懲役3年の刑を言い渡された。健康状態を考慮し、自宅での服役が許された。
2022年5月26日、裁判官は支さんを裁判所に呼び出した。支さんは行ったが、刑務所まで連行され、再び身柄を拘束された。
支さんは以前、重度の関節リウマチを患っていた。ひどいときは、畑仕事はおろか、足を上げることさえできなかった。1997年、法輪功を始めた後、すべての症状がなくなった。数カ月後、支さんはあらゆる肉体労働ができるようになった。迫害が始まった後、支さんは法輪功を放棄しないとして、何度も連行され、拘禁された。また、今回の判決の前に2回の実刑判決を受けていた。