文／黒竜江省の大法弟子

　【明慧日本2022年7月10日】（前文に続く）

　姑との関係を改善

　修煉する前、姑は私を嫌っていつも虐めていました。私もチャンスがある時に陰湿な手段を使って、遠回しに舅のところに不満を訴えるように夫を唆して、舅が姑を怒るように挑発しました。(私は男の子を産んだため舅にえこひいきされ、一方、姑は亭主関白の舅を恐れている)

　その頃、私は仕事がなくて家にいました。体が弱いため、子守りをするだけでも精一杯でした。夜寝たら、次の日に起きられるかどうかも分からないほど体調が悪かったのです。夫はよく人とトラブルを起こして殴り合い、私に生活費を渡さず、遊楽と賭博に金を使っていました。夫をこんな駄目な人間に育てた義理の両親を、私は恨んでいました。

　そんな中、なんと姑が私にお金を要求してきたので、私は怒って姑を追い出しました。夫がお金をくれないため、私は近くに住んでいる姉によくお金を借りていました。姉たちの援助のおかげで、あの大変な時期を乗り越えることができました。

　修煉してから、向上するには家族関係を良くすることが第一歩だと悟り、何かあったら自分の不足を探すことを念頭に置きました。ある日、姑と弟の嫁と3人で食事を作る時、姑は「どうしてこんなこともできないの、実の母に教えてもらわなかったの」と私に難癖をつけてきました。私は涙ぐんで口応えをしませんでした。姑は続いて「あなたの師父はあなたに忍を教えたのではないの、どうして涙が出るの、どうして我慢しないの」と挑発的な口調で言いました。客間にいた夫が突然台所から弟の嫁が飛び出して行くのを見て、きっと何かが起きたと分かって、「母がまた言いがかりをつけたのか」と私に聞いたので、私は「大丈夫よ」と答えました。夫が去ると、今度は姑が穏やかな口調で「おお、あんたは本当に向上した。以前のように挑発に応じなくなったね」と言いました。

　舅が入院した時、私は見舞いに行って、姑にお金を渡しました。姑は皆の前で「法輪大法はいいね。あんたが法輪大法を学んでいなかったら、お金をくれるはずがないでしょう」と言いました。そうですね、修煉していなかったら、お金をあげることはなかったと思います。

　年越しのお祝いに、私は姑にお金を贈り、「以前は、贈りたくてもお金がなかったのですが、今は退職金があるから、少ないですが親孝行をさせてください」と言うと、姑は感動して涙を流し、「晩年になって、息子の嫁がこんなに優しくしてくれるとは思いも寄らなかった。あんたは法輪大法を学ばなかったら、決して私にこんなに親孝行をしなかったでしょう」と言いました。

　姑はとてもきれい好きで、以前は決して私を家に泊まらせませんでした。大晦日の夜、餃子づくりを手伝った後でも、私と息子は泊めてくれません。毎年大晦日には、爆竹の音の中で涙を流し、降り積もった雪を踏んで息子をおんぶして自宅に戻りましたが、今は違います。夫の実家に行ったら、そこに何日か泊まって、舅と姑と世間話をします。舅と姑はよく家族に「長男の嫁（私）は大法を学んでから本当に変わった。良い人に変わっただけでなく、長男も孫も良くなった。法輪大法は本当に素晴らしい、これは全部李先生のおかげだよ」と言います。

　私と姑は同じベッドに寝て、私が寒いどうかを心配して姑は時々私の足を触ってみます。誰かが先に寝てしまうまで、私と姑はずっとお喋りをします。夫の実家に行くたびに、姑は私達を引き留めて、いつも「もう一日ここにいようよ」と言います。

　私は姑に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えることを教えました。ある日、姑の背中が痛くて動けなくなり、その心からの九文字の言葉を繰り返し唱えたら、午後になって本当に痛くなくなりました。

　姑に不思議な奇跡も起きたことがあります。ある年、姑が作った麦を収穫して袋に入れたあと、大雨が連日降りました。そのような状況では麦は湿気で、カビが生えることを避けられません。姑は「李師父、助けてください」と叫び、畑に行って麦が入った袋に「息子の嫁は大法を学んでいます、私は法輪大法が良いと信じています。麦に、くれぐれもカビが生えないように」と話しかけました。

　雨の後、私は夫の妹と一緒に姑の家に行きました。姑は「不思議だね、雨は連日降っても麦には何の異変もない。もしカビが生えたら、私のひと夏の仕事は全部無駄になったのに」ととても喜んでいました。それから、姑はもっと敬虔に「法輪大法は素晴らしい」を唱えています。

　家族全員が法輪大法の佛光の下で幸せで健康に生活しています。

　私たち家族全員は師父と大法に感謝します！　

　（完）