【明慧日本2022年7月18日】湖北省大冶市大出身の法輪功学習者・彭輯珍さん(47歳女性)は、2022年5月5日午後8時に連行された。連行にあたり、ある教師が20人近い警官を誘導していたが、その教師は彭さんの息子を騙して家庭訪問の予定があると伝え、彭さんの住所を聞き出していたことが判明している。
彭さんは、息子が同省大江市金牛鎮第二高校に通っていたため、2020年9月に同町に引っ越した。彭さんは法輪功を実践しており、大江市の当局は2年前から彭さんを連行しようとしていたのである。
法輪功とも呼ばれる法輪大法は、世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党政権によって迫害されている。
彭さんの息子が金牛第二高校に通っていることを知った警察は、担任の教師に命じて彭さんの住所を聞き出し、今回の連行につながった。
彭さんは洗脳班に収容されているが、当局は家族の面会を拒否し、洗脳班の所在地も明かさない。関係者によると、彭さんは迫害に抗議するため、数週間にわたってハンガーストライキを行っている。彭さんは極度に衰弱し、病院に運ばれた。
これまで、彭さんは何回も連行された。2002年に強制労働収容所の刑期を終えたが、2020年7月17日、彭さんが金牛鎮に引っ越すわずか2カ月前に、当局は彭さんの自宅で嫌がらせをした。
2021年末にも陳貴鎮政府の一団が彭さんの家を訪れ嫌がらせをし、息子まで脅迫した。そして金牛第二高校に行き、子供たちに嫌がらせをした。