【明慧日本2022年7月18日】遼寧省大連市在住の法輪功学習者・徐黎明さん(41歳女性)は、法輪功を実践しているとして、2019年9月17日に連行され、姚家拘置所に拘禁された。徐さんは、2022年6月21日、瀋陽刑務所女子刑務所に移送され、懲役4年3カ月を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。
不動産会社の社員である徐さんは、法輪功を修煉する前、甲状腺機能亢進症、貧血、その他多くの病気を患っていたが、2005年から法輪功を学び始めると病状は消え、心身ともに元気になった。
当局による新中国成立70周年祝賀イベントを開催する前の2019年9月17日に、徐さんと夫は、金州大李家派出所に連行された。他にも、少なくとも16人の学習者が数週間にわたって当局に監視され、尾行された後、同日、金州610弁公室と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行された。
徐さんは姚家拘置所に拘禁され、2020年6月に起訴された。2021年9月9日午後、大連開発区裁判所は法輪功学習者の徐さんと張暁東さんに対する法廷審理を、「秘密裏に行おうとしていた」という情報があった。
その後、徐さんは大連市開発区裁判所から瀋陽市女子刑務所に、懲役4年3カ月の判決を言い渡されたという。具体的な情報はまだ明らかでない。
明慧ネットが収集した情報によると、2021年、大連で少なくとも38人の法輪功学習者が判決を受けており、142人が連行され、276人が嫌がらせを受けた。そして当局による残虐な迫害によって、9人の学習者が死亡した。