　【明慧日本2022年7月28日】カナダ・ケベック州の一部の法輪功学習者（以下、学習者）は7月19日、モントリオールのチャイナタウンで、中国共産党（以下、中共）の迫害により亡くなった学習者を追悼し、23年にわたる迫害の終結を求めるキャンドルナイト追悼活動を開催した。

7月19日、カナダのケベック州の一部の法輪功学習者が、モントリオールのチャイナタウンでキャンドルナイト追悼活動を開催した

　追悼活動は通行人の心にも響いた。学習者の粘り強く力強い行動を称賛する人もいれば、学習者が平和の心で悪と戦っていることに感心する人もおり、法輪功について理解した後、以前加入した中共の組織を脱退した中国人もいた。

　当日夕方、中華街の中山公園で学習者の集団煉功から始まり、学習者の代表が中国語、英語、フランス語でスピーチし、中共が法輪功を迫害した数々の罪を民衆に暴露した。「真・善・忍」の理念に対する迫害において、世界は中共の邪悪な本質を認識し、中共の悪事を阻止し、迫害を制止するために協力するよう呼びかけた。

学習者は、中共が法輪功を迫害する数々の犯罪を通行人に暴露し、迫害を制止するために協力するよう呼びかけた

　米軍兵士「学習者は平和において悪と戦う」

　公務でモントリオールを訪れた現役の米軍兵士・ケビンさんは、学習者が集団で煉功する平和な光景を初めて目にし、惹かれた。

　「今回初めて見たが、とてもいい団体だと思います」と語った。「ほら、中国人、西洋人、インド人、老人、若者、子供もいる。この功法は素晴らしいもので、さまざまな民族や背景を持つ多くの人々が好んで練習しており、そこから彼らが『真・善・忍』に従っていることが分かるでしょう」

　そして、「軍人として、平和で悪と戦っているのが分かります。中共は悪であり、ずっと昔に滅びるべき体制だと思います」と述べた。

　大学生「法輪功学習者は高貴で強大な存在」

　メキシコから心理学を学ぶ大学生のサンチャゴさんは、旅行でモントリオールにやってきた。彼は、キャンドルナイト追悼活動に感動していた。

　「法輪功のことを初めて知った。中共の容赦ない迫害の一例だと思います。このように中国で迫害されている人たちを応援することは、彼ら（学習者）にとって非常に尊いことだと思います」

　そして、「これは、彼らの声を世界に届けるための尊い、そして最も強力な方法です。彼らを尊敬しています。法輪功のことをもっと知るために、帰ってからまた調べてみます」と語った。

7月19日、ケベック州の一部の法輪功学習者がモントリオールの中華街でキャンドルナイト追悼活動を行った。現場で人々は迫害を制止するために署名した

　中国人、現場で「三退」

　活動の現場で、若い中国人女性が見ており、学習者が彼女に「中共による法輪功への迫害の資料を読んでください。自由な外国にいるからこそ、もっと聞き、もっと見て、良心で誰が善で誰が悪か判断できるように」と語った。彼女は「そうですね」と納得した。

　学習者が「三退」（共産党、共青団、少先隊からの脱退）したことがあるかと聞くと、彼女は「脱退する必要はなく、少先隊に入っただけです」と答えた。学習者は彼女に次のように説明した。「共産党、共青団、少先隊の3つの組織は、世界の他の組織と違って、人に命を捧げることを誓わせるのです。なぜか？　多くの悪いことをして、多くの中国人を殺したのに、なぜ良い人がそれに縛られて、道連れになってしまうのでしょうか？」

　この話を聞いた後、彼女は仮名で「三退」を声明した。