【明慧日本2022年8月5日】(江蘇省=明慧記者)江蘇省蘇州市の法輪功学習者・沈英蘭さんは、不当に懲役3年の実刑判決を言い渡された後、2020年8月に溧陽刑務所に拘禁された。2年経たないうちに、迫害された沈さんは危篤状態に陥った。現在、各界の人々からの救援を求めている。
蘇州市の沈英蘭さんと徐雅芬さんは、心と体が健康になる気功「法輪功」を学んだとして、2018年4月に不当に連行され、2019年6月14日に蘇州の張家港市裁判所で不当な裁判を受けた。同年10月9日、張家港市裁判所は2人に対して、それぞれ懲役3年の実刑判決と3000元(約5万9000円)の罰金を言い渡した。
沈さんと徐さんは控訴した。その後、張家港市裁判所からの電話で「2020年4月8日に張家港市裁判所へ、蘇州高等裁判所の刑事裁定書を取りに来なさい」と知らされた。刑事裁定書には「控訴を却下し、原判決を維持する」と書かれていた。
沈さんは2020年8月に溧陽刑務所に拘禁され、2年足らずで危篤状態に陥った。 2022年の初め頃、沈さんは胃がんと診断された。その後、刑務所側が病院での手術を手配したが、腹部にも多くの腫瘍ができていることが判明し、何の治療をも受けていなかったという。
現在、沈さんはすでに食事も正常に摂取できなくなり、命の危険にさらされている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)