　【明慧日本2022年8月10日】遼寧省朝陽市北票市の法輪功学習者・矯桂傑さん（58）は2022年7月12日、懲役2年、執行猶予2年の不当な判決を宣告された。

　矯さんは北票市西官鎮の出身である。かつて胸に腫瘍があるため、生理が来るたびに痛みがあった。他に胃炎、血便、頭痛、力が出ないなどの症状もあった。ひどい時は頭も上げられず、家事も全くできなかった。友人が病気で苦しんでいる矯さんに法輪功を紹介した。矯さんは1996年3月に法輪功を学び始めてからさまざまな症状が消え、新しい生活が始まった。

　矯さんは毎日、法輪功の功法を練習し、「真・善・忍」の教えに従い、身の回りの生活ができない義理の父（86）と義理の母（92）の面倒をよく見て、家族全員仲睦まじく過ごしていた。隣人との関係もよく、周りに高く評価されている。

　2020年5月27日、北票市の国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関、以下、国保）及び西官派出所の警官は矯さん宅に侵入し、法輪功の関連書籍を押収した。矯さんと夫は西官派出所に身柄を拘束され、取り調べを受けてから、市国保に移送された。その後、再び2、3時間取り調べられた。家族は4000元（約8万円）を強制的に取られ、2人を家に連れて帰った。

　2022年7月の初め、北票検察庁は突然電話で案件がまだ終わっていないとの理由で、矯さんを呼び出した。7月12日、市裁判所は矯さん1人に裁判所へ行かせ、裁判を行い、懲役2年、執行猶予2年という不当な判決を宣告した。