【明慧日本2022年8月10日】安徽省合肥市在住の法輪功学習者・王敦龍さん(64歳男性)は1999年以来、法輪功を信仰していたとして、2021年12月6日、蜀山区裁判所に懲役2年4カ月を宣告され、4000元の罰金を科された。2022年5月30日、王さんは宿州刑務所に拘禁された。
王さんの家族は6月9日に刑務所から電話を受け、家族も法輪功を実践しているため、面会(オンライン)、手紙、電話などは許可しないと告げられた。
有名な書道家である王さんは、2020年7月21日に龍岗派出所と瑶海国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に自宅から連行された。また、警官らは王さんの妻である胡学業さんとその姉、胡文業さんも連行した。法輪功の本、情報資料、パソコン、プリンターなども押収された。
胡学業さんは13日間の拘留の後、釈放され、起訴を免れたが、警察は夫と姉に対する事件を蜀山区検察庁と裁判所に提出し、起訴を求めた。
蜀山区裁判所は2021年11月12日、王さんと胡文業さんに対する事件の審理を行った。合肥市蜀山区裁判所は、王さんと胡文業に対する審理を行った。法廷では、弁護団が真剣にこの事件の違法性を指摘した。王さんも自分のために弁護をした。
裁判官は12月6日、王さんに懲役2年4カ月、罰金4000元、胡さんに懲役1年4カ月、執行猶予1年6カ月、罰金2000元を言い渡した。
王さんは上訴したが、原判決を維持するとの判決を下した。2022年5月30日、王さんは宿州刑務所に拘禁された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)