文／中国の子ども弟子

　【明慧日本2022年9月13日】私は15歳で中学生の大法弟子です。1998年、小学校2年生の時、母が法輪大法の修煉を始めました。母は毎日法を学ぶ時、声を出して読んでおり、私と弟はいつも耳を澄まして聞いていたので、『轉法輪』をほとんど暗記することができました。このようにして小学5年生になり、私は本当の大法の子ども弟子になりました。

　修煉を始めてから、私は毎日学法と煉功を続け、学業成績がどんどん良くなりました。これは、大法が私の知恵を開いてくださっているのだと分かっていました。この数年、母が師父と大法を固く信じている姿にとても感動していました。母は毎日早起きをし、師父から与えられた三つのことをしっかり行い、とても精進しています。母は喜んで面と向かって真相を伝え、話しかけさえすれば、人々はそれを受け入れました。師父のご加持のもと、長年にわたり母は数え切れないほどの衆生を救っただけでなく、私たちの周りの人々はみなとても善良です。

　私が中学に入学して間もないころの2003年、母は校長に法輪功について話し、帰り際に内容の異なる2枚のCDを渡しました。それ以来、学校で大法を攻撃するようなことは一度もありません。母はさらに、知り合いの先生にも法輪功について伝えました。

　『九評』が出てから2005年12月までに、私たちの町では3万人以上が三退したと母から聞きました（母が出した三退の声明文）。この期間中、三退をした人が一番少なかったのは私の学校でした。母はとても焦っていて、どうしたらもっと多くの先生や生徒を救えるだろうかとずっと考えていました。2日もしないうちに、学校は保護者会の開催を決定し、その知らせを聞いた私と母は「師父が私たちに人を救う機会を按排してくださったのだ」と、とても喜びました。

　保護者会の日、母は早めに学校へ行き、先生一人一人と話をしました。各教科の先生は私をとても褒めており、母は「すべて法輪大法の修煉による恩恵です」と言いました。その日、母が最初に話しかけたのは私たちの学年の主任でもある歴史の先生でした。母は、自分が「真・善・忍」を信じ、大法を修煉しており、また、娘の成績が飛びぬけて優れているのも大法のおかげだと伝えました。先生は何も言わずに母の話を聞いていました。

　母は現代の教育の弊害から話し、徳を重んじることこそ学業成績を向上させる鍵であると言いました。また、当時のイエスから「6 . 4」、さらに「法輪功」について話し、中国共産党（以下、中共）の迫害から、海外での盛況についても話しました。この時、母の周りに先生と保護者が多く集まり、先生は時々いくつかの質問をしました。母は適切に答え、その場にいた人々は納得し、しきりに感心していました。母は発正念するように私に合図し、師父にご加持をお願いしました。

　母が学校を去る時、多くの保護者が三退し、母はその場にいた教師一人一人に大法のウエブサイトのアドレスを教えました。彼らが三退をし、他の先生の三退も手助けをしてくれれば、と考えたからです。

　その後から、どの教科の先生も以前より丁寧に教えてくれるようになり、特に歴史の先生が授業中に、実際に中共の人権を批判し、アメリカの人権を称賛していたのには驚きました。これは、以前だったらありえないことでした。歴史の教科書には、アメリカがいかに独裁的で、国民を搾取し抑圧してきたか、中共の人権がいかに優れているか、人々はいかに自由であるかということが書かれていたからです。私は先生に伝えても何も変わらないだろうと思っていました。自分の考えがいかに正念に欠けているか、もっと言えば、師や法を信じていないことの表れであることに気づかされました。

　それ以来、母が毎日発正念をしてくれ、同級生に三退を勧めるよう提案しました。私は障害を突破すべきだと悟りました。3年間一緒に過ごしてきた同級生は縁があるから出会えたのです。彼らを救うことができなければ、私はまだ大法弟子といえるでしょうか？　そこで、一人一人に大法について話し、クラス全員が「共青団」を脱退し、さらに、他の二つのクラスも脱退しました。合計で100人以上です！　とても嬉しいです。

　母は「すべては師父がしてくださったことで、威徳を私たちに与えてくださっているだけです。歓喜心を起こさないように。全校では1000人以上いるのに、わずか100人で足りるの」と言いました。母の言う通りで、周りの人ができるだけ早く中共から脱退するよう、努力しなければならないと思っています。

　私に法を授けてくださった師父に感謝いたします！　師父を信じ、法を信じ、熱心に修煉するこのような母親を授けてくださった師父に感謝いたします。