【明慧日本2022年9月20日】四川省彭州市の法輪功学習者・趙国友さん(男性)が法輪功への信念を理由に連行された際、当局は趙さんを尋問し、三書(法輪功の修煉を放棄させるため、強制的に書かされる書類)に強制的に指紋を押捺した後、趙さんを家に帰らせた。法輪功は世界の人々に親しまれ、心身共に健康になる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
8月25日午前11時30分、天彭鎮派出所の2人の警官と不審な人物が趙さんの自宅に押し入った。警官は警察手帳を持ってこなかったと主張し、署名のない捜査令状を見せた。
警官は趙さんの寝室を捜索したが、法輪功に関するものは見つからなかった。警官が趙さんをパトカーに押し込み、天彭鎮派出所に連行した。
趙さんは、小さな部屋に監禁されていた。警官が趙さんをビデオに撮った。彼らはまた、趙さんに法輪功を放棄する声明に署名するよう命じ、交代で尋問した。趙さんは彼らが誰であるかを尋ねたが、彼らは黙っていた。
その後、李という姓の警官が来て、趙さんに尋問記録に署名するよう命じた。李は、派出所の警官と共に趙さんの家を家宅捜索したのは「成都関愛センター」のスタッフだと述べた。「成都関愛センター」とは、政治法律委員会の下にある洗脳班である。趙さんは書類への署名を拒否した。
4時間に及ぶ膠着状態の後、警官は趙さんの首をつかみ、こぶしを無理矢理開き、指紋を書類に押し付けて立ち去った。その後、警官は趙さんを家に連れて帰った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)