【明慧日本2022年10月5日】遼寧省興城市在住の法輪功学習者・李志芬さん(女性)は9月9日、法輪功を実践したという理由で興城市裁判所にオンラインで審理をかけられた。
李さんは8月13日、古城派出所の警官らに温泉派出所まで連行された。その後、葫蘆島市拘置所に移送された。
9月9日午前9時、興城市裁判所は李さんの事件に対して、オンラインで不当な裁判が開廷された。裁判所側は、李さんの弁護士と親族弁護人としての李さんの夫のみ入廷を許可した。
李さんの弁護士は李さんの無罪を強力に弁護した。弁護士は、中国では法輪功を犯罪とする法律はなく、「邪教組織を利用して法律の実施を破壊した罪」として李さんに対して起訴したことは、全く成り立っていないと主張した。
検察官は反論することができず、「この弁護士は非常によく準備されている」とつぶやいた。
李さんの夫は、検察官が李さんに対する証拠として使用したいくつかの品物は自宅から持ち出されたものではなく、李さんのものではなかったと証言した。
李さんは自身の弁護でも証言した。李さんは自分に対する不当な告発を否定し、無罪を要求した。審理は1時間半も続いたが、裁判官は、李さんの弁護士と李さんの陳述を遮ることもせず、李さんに対しての判決を発表することはなかった。