【明慧日本2022年10月7日】フィンランドの法輪功学習者(以下、学習者)は9月6日首都のヘルシンキ国会プラザ前で、法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。学習者たちは過去の23年間、真・善・忍の信念を堅持したため、中国共産党(以下、中共)による迫害を受けて死亡した学習者を哀悼した。
学習者たちは国会プラザ前の広場で、「法輪大法は素晴らしい」、「中共による生体臓器狩りを制止せよ」、「中共を崩壊させ、迫害を停止させよ」などの横断幕を設置し、花壇の近くには中共によって残忍な迫害を受けて死亡した学習者の写真が置かれた。中にはフィンランド学習者の家族と友人が含まれていた。一部の学習者は横断幕の前で、穏やかで緩やかな法輪功の五式の功法を実演した。多くの通行人はこの平和的な場面に惹きつけられ、立ち止まって煉功の実演を鑑賞したり、法輪功の資料を読んだり、この貴重な瞬間を携帯で記録したり、署名して迫害反対を支持した。
学習者が設置した「法輪大法は素晴らしい」、「中共による生体臓器狩りを制止せよ」、「中共を崩壊させ、迫害を停止させよ」の横断幕 |
学習者の迫害停止活動を支持し、署名する市民 |
活動当日は、国会議員たちの夏休みが終わった後の初めての出勤日だった。当番の警官は学習者に、法輪功以外に他の団体も活動を行う予定があると伝えた。学習者は警官に、「私たちはここで静かに座禅します」と伝えた。すると警官は微笑みながら言った。「知っていますよ、あなた達のイベントを見たことがあります。とても平和的です」
フェインランドの国家議員から支持を受ける
フィンランドの国会議員マット・セミさんが出勤した時、学習者の署名活動を見て陳情書に「国会議員マット・セミ」と署名した。
その時自転車の女性が、セミさんと学習者の前に止まり、「どんな活動ですか」と聞いた。セミさんは「中国で発生している生体臓器狩り制止を求める署名活動です」と女性に答えた。
その女性は、「臓器を収奪したらどうするのですか? 販売ですか」と聞いた。するとセミさんは頷きながら「そうです」と答えた。その女性はとても驚いていた。マットさんとその女性は、離れる前、学習者に、「活動を続けて頑張ってください」と言った。
学生のローワさん 「西洋社会にこんな素晴らしい功法を見せてくれてありがとう」
自転車で通りかかった学生のローワさんは、学習者の前に止まった。彼女は法輪功迫害の実態を理解した後、学習者の迫害停止活動を支持し、署名した。
ローワさんは、「真・善・忍は素晴らしいです。とても重要な価値観です。我々はいつも、この真・善・忍の基準を常に気に掛けた方がいいと思います。特にコロナが流行っている期間中、人々が感じたのは恐怖に他なりません。この重要な価値観を耳にしたことはありません」と話した。
学習者の迫害停止活動を支持し、署名するローワさん |
「生体臓器狩り」に関する情報を理解した後、ローワさんは「驚きましたが、自分をびっくりさせるほどのことでもありません。なぜなら私は共産党の本質が分かっているからです」と話した。学校に戻らなければならないため、ローワさんは最後に「この重要なイベントを行っていただき、ありがとうございます。西洋社会にこのような素晴らしい功法を見せてもらって、心より感謝します」と話した。
市民のマイケルさん「法輪功に対する迫害が酷ければ酷いほど、法輪功を支持する人がますます多くなります」
市民のマイケルさんは、夏季休暇中ヘルシンキで行われた「世界村のイベント」に参加した時、学習者から法輪功のチラシをもらい、法輪功迫害の実態を理解した。その時マイケルさんは妻と共に陳情書に署名したという。マイケルさんはチラシを持ち帰って、より深く知りたいと言った。実はマイケルさんはキリスト教徒であり、フィンランドの家庭教会のリーダーだった。
マイケルさん「法輪功に対する迫害が酷ければ酷いほど、法輪功を支持する人がますます多くなります」 |
真・善・忍についてマイケルさんは、「この全ては素晴らしいです。この三文字は愛に他なりません」
そして横断幕と、煉功している学習者を見ながら、「平和的な方式で独裁主義と戦うことは、善を示すことになります。学習者たちは負けるわけがないです。私は世界各地で起こった、キリスト教に対する迫害に関する資料を読んだことがあります。特に中世紀において、政府が加えた迫害が酷ければ酷いほど、信仰する人がますます増えました。つまり政府が法輪功を弾圧すればするほど、法輪功を支持する人が多くなります」と話した。