【明慧日本2022年10月9日】貴州省凱里市の法輪功学習者・羅琴先さん(80歳近くの女性)は国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らに不当に連行され、拘禁された。7月19日に留置場で裁判が開廷され、9月5日に死亡した。
羅さんは2021年10月12日、外で人々に法輪功迫害の実態を伝えたとして現地の国保大隊の警官らに連行され、同年11月に逮捕状が発布された。
2022年5月16日、羅さんは悪性リンパ腫と診断され、病院に搬送されて切除手術を受けた。手術後の11日目に、警官に凱里市留置場に戻された。
その後、羅さんは何度も危篤の知らせを出されたが、中共当局に解放されず、さらに、7月19日に留置場で裁判が開廷された。のちに羅さんは健康状態がますます悪化し、極めて衰弱した。こんな時になって、やっと裁判所は羅さんに対する拘禁を住宅監視に変更し、8月12日に羅さんを帰宅させた。
この時、羅さんは身体が変形し、両足から水が出て、顔が深刻に腫れあがっており、視力や聴力をほとんど失い、全身の痛みに耐えられず、身体のどこかを軽く触れられただけでも耐えられないほど辛かった。こうした辛い状況下で、羅さんは2022年9月5日に死亡した。
羅さんは真・善・忍を堅持しているとして、中国共産党に不当に労働教養を強いられ、判決を言い渡され、10年にわたって冤罪を受けた。拘禁されていた期間、様々な拷問を受け、手も足も変形し、歩行困難になった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)