【明慧日本2022年10月10日】イギリス・ロンドンの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は9月30日、再び、チャイナタウンでいつものように法輪功を紹介し、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の事実を暴露する活動を行った。
学習者は、正午にチャイナタウンの中心部に、横断幕を掲げ、ブースを設置し、煉功の実演を始めた。 9月末のロンドンは肌寒く、数日降り続いた小雨で空気は湿っていた。 しかし、チャイナタウンに訪れる人は絶えることなく、世界からの観光客は傘をさし、襟を立てて元気よく、法輪功迫害の資料を読んでいた。
観光客に法輪功迫害の実態を伝える |
中共の法輪功迫害を非難し、迫害停止を求める学習者の活動を支持して署名をする人々 |
「法輪功団体はロンドンのシンボルである」
北アイルランドの女性シボーンさんは、映画学校で撮影を学んでいる。 修士課程の卒業テストのひとつが、短編物語を撮影することである。 彼女はこの日を選んで、クラスメートと協力してチャイナタウンで法輪功の煉功場面を撮影に来た。
23歳の彼女は、学習者が坐禅をしている場面を初めて見たのは2、3歳のときだったという。 その後、彼女は車で通りかかるとき、学習者たちがまだそこでとても穏やかに坐禅をしているのを見た。 彼女は何が起きているのかが分からず、時々立ち止まって横断幕を読んだり、しばらく学習者を見たりして、その度に法輪功とは何か? 中共とは何か? を研究しさらに多く理解しようとしていた。
チャイナタウンにある法輪功の抗議団体を撮影に選んだ理由について、彼女は「この小さな団体はロンドンのシンボル的な存在であり、形象的なシンボルだと思います。 ロンドンを思い浮かべるたびに、彼らのことを思い出すのです。 そして、平和的に抗議する姿には、本当に敬意を表します」
彼女は続けて「あなたは迫害の残酷さを知っていて、そしてあなた達はまったく押しつけがましくない方法で人々に語りかけることを選びました。 一部の団体はどんな方法を取っていると思いますか、無理やり資料を受け取ってもらおうとしているのです。一方、あなた達には落ち着く音楽と穏やかな坐禅で、あなた達の訴えをとても明確に表現しています」 「だから、修士課程の卒業テストで、このような生命の意義を賦与された学習者の物語を撮ることにしました」と語った。
シアトルからロンドンへ
シアトルから来た女性ノルミさんは、3年前にシアトルで学習者から迫害の真実を聞いたことがあり、蓮の花をもらったという。 それ以来、ノルミさんは中共による法輪功への迫害について、もっと知りたいと思うようになった。
彼女は学習者に、自分はイギリスに来て1週間ほどで、再び法輪功に出会ったと話した。 学習者は笑顔で、今回は法輪功の情報を更新するために来たと言った。 最後に、ノルミさんは新しいリーフレットと、青い水晶のような蓮の花を持ち帰った。
新しいリーフレットと蓮の花を手に記念撮影するノルミさん |
ブラジルの精神科医「真・善・忍は間違いなく私たちに必要としている」
エリカさんは、ブラジルのサンパウロの精神科医である。 ロンドンのチャイナタウンで、中共による法輪功への迫害を初めて聞いた。 スピリチュアルな研究を職業としている彼女は、坐禅が感情的な不安の軽減をもたらし、地域や社会の平和に大きな利益をもたらすことを知っているという。
法輪功について、彼女は「真・善・忍は高い基準であり、そのレベルに達するのは非常に難しい 」と言い、 そして彼女は自分の率直なコメントを大笑いしながら「難しいけれど、もし人々が試してみれば、自分自身とその地域に良いことをもたらします。 これは私たちの日常生活において本当に必要なものなのです」と語った。
功法へのリンクを彼女に教え、彼女は「機会があれば坐禅を試してみたい」と言った。
迫害停止を求める活動を支持し、署名をする精神科医のエリカさん |
メキシコの観光客「迫害停止のために貢献したい」
カナダ人女性のアマンダさんと、友人のセバティアフさんが署名してくれた。 彼女は何年も前にカナダで中共による法輪功迫害の話を聞いたことがあるという。
彼女は学習者に「生体臓器収奪が、どれほど極悪非道な行為なのか。 このような悪事を止めるために、人々は努力の大小にかかわらず、ネットニュースに留めることなく、声を上げる義務があると思います」と語った。
メキシコから訪れていたセバティアスさんは「迫害停止のために貢献したい。 私はメキシコで共産主義者のスキャンダルはあまり聞いたことがなく、ヨーロッパに来てからその一部を知り、とても衝撃を受けました」と言った。
アマンダさんと友人のセバティアフさん |
「署名する人が多ければ多いほど、力が大きくなる」
署名したアイルランドの女性タルーラさんは、生きたままの臓器摘出は決してあってはならないと話す。「 私の署名で少しでも役に立てればと思います。 中共による人権侵害について折に触れ耳にしてきたが、信仰団体への迫害は許されません」
また、学習者は2人の中国人留学生に出会い、この学習者は彼らに自分は18年間法輪功を学び、恩恵を受けていると伝えた。 中共の生体臓器収奪は生きている人を殺しており、天理が許さないと言うと、 青年はうなずいて、資料を持って帰っていった。
ロンドンの学生カイさんは署名した後「多くの人が署名すればするほど、中共の迫害に注目する人が増え、その力は大きくなり、迫害を停止する力になります」と話した。
迫害停止の求めに賛同し、署名をするロンドンの学生カイさん |