【明慧日本2022年10月23日】スウェーデンの法輪功学習者（以下、学習者）は、10月1日、7日、8日の3日間、ストックホルムのノーベル博物館の前で、法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。この活動が行われる期間は、ちょうどノーベル賞の受賞者が発表される直前に当たる。学習者達の理性的で平和的な態度は世界各地から来た観光客に敬服され、支持された。警官達は「あなた達は本当に素晴らしい」と褒めた。

　スウェーデンでは毎年10月になると、ノーベル賞の受賞者が発表される。今年は10月3日から10日までに次々と発表された。学習者達はノーベル博物館の前で横断幕を掲げ、パネルを設置し、功法を実演して、観光客に法輪大法の素晴らしさを伝えると同時に、中国共産党（以下、中共）による残忍な迫害の実態を暴露した。

　警官「学習者達は素晴らしい」と称賛

　10月7日の金曜日、警官2人が和やかな活動地にパトロールに来た。彼らは学習者が観光客の質問に答えているのを待って、その後、いろいろ活動の許可をチェックした。

　学習者達は警官に許可書を見せた後、活動の時間、場所、及び博物館まで資料を運ぶ車に関する特殊許可を警察からもらったと伝えた。警官は「なぜここで抗議を行わなければならないのですか」と聞いた。

　学習者は「私たちの師父である法輪功の創始者・李洪志先生はノーベル賞に4回ノミネートされ、世界中の人々から尊敬され、愛されています。世界100カ国以上で1億人以上が修煉しており、李先生は数多くの賞を受賞しています。中国だけが中共によって残酷に法輪功を迫害し、学習者が生きたまま臓器を摘出されています。今日の私たちの活動の目的は、世界中の人々に法輪功への迫害の実態を理解してもらい、共に中共による迫害を阻止したいのです」と伝えた

　警官は学習者の話を真剣に聞いて頷き「学習者は本当に素晴らしい」と言った。ある学習者はパネルの前に立っている警官に真相を伝え交流した。最後、彼らはチラシを受け取り、帰ってからしっかり読むと言った。

　中学生は「生体臓器狩り」を理解する

　集団で来た中学生達は美しい煉功音楽に惹きつけられた。その内、男子の何人かは学習者を真似て煉功した。学習者が彼らに真相を伝えようとした時、他の学生も来て学習者を囲んだ。

　学習者は学生達に、「法輪功は中国の伝統的な佛家の気功であり、学習者は真・善・忍という原則に基づいて自らを修煉しており、病気治療の効果があるだけでなく、修煉は人々の道徳レベルを向上させることができます。しかし、これほど素晴らしい功法であるにも関わらず、中共に23年間に渡って弾圧されています。中国では法輪功を修煉したとして、学習者が警官に連行、拷問、生きたまま臓器を収奪されているのです。さらに、患者が臓器移植を希望すれば、直ぐに移植手術を受けることができるのです」と伝えた。

　その中の男子生徒は「それは人を殺すことに他なりません」と大きな声で言った。真相を理解した後、学生達は大人と同じように「中共を崩壊させよう」という陳情書に署名した。学生達は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と印字された蓮の花を学習者からもらい、ある学生はチラシをもらって家族に読ませたいと言った。

　「あなた達はここに希望を持って立っていますね！」

　ドイツから来た若者2人はパネルの情報を真剣に読んだ後、ドイツ語が話せる学習者と長く話していた。中共によって生きている学習者から臓器を収奪することを聞き2人とも驚いた。彼らはなぜメディアから「生体臓器狩り」に関する報道を聞いた事がないのか理解できなかったが、彼らは、この全ては中共が利益を得るために引き起こしたものだと理解した。