【明慧日本2022年11月2日】(河北省=明慧記者)河北省定州市の法輪功学習者(以下、学習者)の王俊橋さん(75)は8月17日、不当に懲役2年の実刑判決を言い渡された。
王さんは定州市東留春郷馬阜才村に在住、法輪功を学んでから心身ともに健康になった。より多くの人々に法輪大法の素晴らしさを知ってもらいたいと思った王さんは昨年7月7日、佛店村の学習者・玲娣さんと共に、安国市鄭章郷に行き法輪功迫害の実態を伝える資料を配布した。しかし、中国共産党のプロパガンダの影響で法輪功に誤解を持った村民に通報された。
安国市の警官は2人の学習者を連行し、それぞれの自宅の家宅捜索を行い、王さんの法輪功書籍を押収した。玲娣さんは当日の夜、家族が迎えに来て自宅へ戻ったが、1000元以上を要求された。
王さんは保定市の清苑留置場に拘禁され、無実の罪を着せられ、今年8月17日に懲役2年の実刑判決を言い渡された。
2018年3月13日、王さんは東亭鎮と東亭村の縁日に行って、資料を配布しながら迫害の実態を人々に伝えていたところ、東亭鎮の警官らにより派出所に連行された。警官が「資料はどこから手に入れたのか?」と問い詰めた時、王さんは答えなかったため、平手打ちをされた。王さんは「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と叫び、法輪功のことを説明したが、警官らは聞く耳を持たず、王さんを部屋に閉じ込めた。その後、村の幹部と家族が来て、王さんを自宅に連れて帰った。
明慧ネットで掲載された情報の統計によると、2021年、保定市では少なくとも8人の学習者が不当な判決を宣告され、96人が連行され、349人が嫌がらせを受け、合計延べ453人が迫害を受けたことが分かった。
韓俊徳さんは唐山冀東刑務所で迫害され死亡した。当局は情報を封鎖しているため、家族との面会が許されず、迫害が秘密裏に行われるなどの原因で、多くの事実はまだ報道されていない。