文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年11月6日】私は田舎の主婦です。2012年、同修の助けを得て、再び修煉に戻りました。ここで、家庭生活の中での修煉体験を話したいと思います。
息子は私を助けて心性を高める
私は若い頃から手先が器用で、人の気持ちをよく理解していました。結婚後は、食事など家事をこなして家族の面倒をよく見ていましたので、周りからは良妻賢母とよく言われました。さらに、法輪大法を修煉してから、自分を厳しく律するようになりました。
ある日、息子が家に帰ってきて、突然「友達の母親と比べると、お母さんは何もできない!」と不満げに言い「これもだめ」、「それも良くない」などと非難を続けていました。当時、私は洗濯機で洗濯をしながら料理をしていて、息子の言葉に傷つけられ、怒りが爆発しそうになりました。その瞬間、私は「自分は大法弟子だ。怒ってはいけない。我慢しなければならない」と冷静になりました。そこで、私は笑顔で「母さんはダメなんだ。誰かの母親が良いと思えば『お母さん』と呼びなさい。怒らないから」と言いました。続いて、息子に「他人の母親がどんなに良くても、あなたの面倒を見る人はこの私しかいないでしょう?」とやさしく言い聞かせました。
それを聞いて、息子はすぐに「わざと言っているだけだよ。息子だから、どんなことを言っても、お母さんは本気になって怒らないでしょう。でも、僕の妻に言われたら、話は別でしょう」と言いました。
私は「嫁に言われたら、いっそのこと、怒ってはいけない」と言った後「今回の事は、師父が息子を通して、私の心性を向上させてくださったのだ」と気づきました。
夫に何度も罵倒される
ある日の昼、私は台所でパンケーキを焼いていました。夫はまだ部屋にも入らないうちに外で「この死に損ないめ! 今度あんなまずい餃子を作ったら、外へ投げてやる!」と怒鳴りました。前日に作った餃子が、肉を少なめに入れていたため、夫の好みには合わなかったようです。それにしても、あまりにもひどく罵られ、悔しくて涙がこぼれそうになりましたが、じっと我慢しました。
またある時、私は家に帰る途中で夫に会い「数百元くれ」と言われました。私は「そんなに現金を持っていないよ。100元(約2000円)しかないけど。おととい300元(約6000円)をあげたばかりじゃない?」と言うと、夫はすぐに怒って「このばばあ、さっさと死ね!」と私を罵倒しました。「普段お金を要求すると、いつも多めに渡していたのに」と思うと、悲しくなりました。
家に帰ってから、考えれば考えるほど、嫌な気持ちになりました。「これは、師父が夫を通して、私の心性を向上させてくださるのではないだろうか?」 と思い「今度、このような試練があれば、必ずよく行う」と決意しました。
それから数日後、友達が「一緒に、町に買い物に行こう」と言って、我が家に来ました。夫はテレビを見ていましたが、私が出かけようとしていた時、夫は私に「くそくらえ! さっさと出て行って、車に轢かれて死んでしまえ!」と罵りました。突然ひどく罵られましたが、私はすぐに師父の説法を思い出しました。「われわれは、トラブルに直面した時、一歩引き下がれば世界が広々と開けると言っています。間違いなく違った世界が現われるのです」 [1] 私は夫に「死ぬか死なないかは私の師父次第です。師父が私の業力を消してくださったので、車は私をよけます。私は必ず無事に家に帰ってくるわよ!」と笑顔で言いました。
私は忍耐することができたので、大法のこの次元での要求に符合し乗り越えました。ですから、それ以来、夫は二度とそのような口調で私に言うことはありませんでした。
師父、ありがとうございます!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』