文/中国大陸の大法弟子
【明慧日本2022年11月8日】中秋節の日、家族とハイキングに出かけ、帰ってきたら左足の甲が突然赤く腫れ上がり、化膿する形跡さえあったようです。医師である妻が、同じく病院に勤務する親友にビデオで相談したところ、「糖尿病による重大な合併症! 早く入院して治療することをお勧めします」とはっきりした返事が返ってきました。
妻はこう言いました。「私はこのような病例を見たことがあります。あなたを驚かせる訳ではありません。あなたの左足全体が腫れ続けて、膨らみ、化膿し、そして、かゆみ、痛みがひどくなり、だんだん足がダメになっていきます」 妻は、今度こそ話を聞いて、すぐに仕事を休んで入院してほしいと懇願してきました。しかも、彼女も長期休暇をとって入院中の私の面倒を見ると言います。
あまりに突然のことだったので、私はこれはもちろん旧勢力が作り出した深刻な病業の仮相だとすぐに気づきました。 確かに最近、修煉に集中できず、糖尿病の症状という仮相がときどき体に出てきています。 私は妻に冷静に言いました。「大丈夫、数日もしないうちに治るから」 妻は私がそう確信しているのを見て、病院に行かせるのをやめました。
本当に法理上に昇華した後、病業の仮相がどうなっているかがよく分かると、対処の仕方も分かります。また、自分自身の心が正しくなかったからこそ、トラブルを招きました。 数日間の苦しみを嘗めると、病業の仮相もだんだんなくなってきました。
これはまるで「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ような出来事でした。10月初めに休暇を取った数日後、安逸心に駆られて、子供の頃に夢中になっていた金庸の武侠ドラマを見て、ネットゲームにも挑戦しました。
その結果、休暇の終わりのある夜、急に体調が悪くなり、体中が痒くなりました。
夜に夢を見ました。夢の中で私はマラソン競技をしています、目標は前方の校庭にあり、しかも自分は速く走れば走るほど、楽になり、全身に力が溢れていると感じました。急に場面が変わり、自分が何故か家のトイレに駆け込みました。そして、出てくると、校庭の方で、すでに大会の成績が発表されていると聞こえました。又、ある人は「一番になれたのに!」と私のことを惜しむ声があったようです。
夢が覚めた後、自分は恥ずかしくて、慌てて師父に懺悔しました。「師父、弟子は間違っていたことが分かりました。もう二度と過ちを犯しません!」
その夜、胸に染みるようなかゆみと痛みを経験しました。心を正した後は、辛かった病業の仮相も徐々に消えていきました。
私は修練の真剣さ、特に心が正しくないため招いたトラブルはどんなに恐ろしいものかを深く感得しました。悪夢の中のように、執着心で構成された偽の自分にコントロールされていることが分かっても、抜け出す力がない状態、つまり精神や体力の消耗が極端に現れた状態です。難儀を突破しても、災厄を逃れて得た結果という恐れもあります。
いつも師父の滔々たる洪恩と慈悲深い済度に感謝します! 旧勢力の邪悪な要素はあなたが順調に修煉の終点に到達することを本当に望んでいないのです! ちょっと弱いところを握られると、あなたを容赦なく懲らしめます。
幸いにも残りの道はもうはっきりしており、終点は先にあるのです! 今の悩みは二つあります。一つは自分の執着心がどうして完全にきれいに放下することができないのかということです。もう一つは、どうすれば縁のある人にしっかりと真相を伝え、一刻も早く救われるようにするかということです。
今、曙光はこの人生の先にあります。縁のある人はまだ苦しい中で救われることを待っています。助かることを待っているのです! 元気を奮い起こしましょう。今の一分一秒を大切に!
少しの修煉の心得で、足りないところは慈悲をもってご指摘してください。