【明慧日本2022年11月9日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省興城(こうじょう)市在住の法輪功学習者・李志芬さん(54歳女性)(以下、学習者)は8月13日、興城市公安局古城派出所の警官に連行され、葫蘆島市留置場に不当に拘禁された。9月9日、興城市裁判所にオンラインで裁判にかけられ、後に懲役4年の実刑判決を言い渡された。法輪大法は法輪功とも呼ばれ、世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。
李さんは法輪功を学んでから、真・善・忍の教えに従って、良い人になることを目指し、心身ともに健康になった。2013年8月25日、李さんは興城市610弁公室、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、派出所の警官に自宅から連行されて拘禁された。
2022年8月13日、李さんは興城市公安局古城派出所の警官に、家宅捜索をされ、連行された。温泉派出所まで連行され、その後、葫蘆島市留置場に移送された。
9月9日、李さんは興城市裁判所にオンラインで裁判にかけられた。裁判所側は、李さんの弁護士と親族弁護人としての李さんの夫のみ入廷を許可した。
法廷で、弁護士は李さんの無罪を強力に弁護し、検察官の不当な起訴内容を一つ一つ論破した。検察官は反論することができず、「この弁護士は非常によく準備されている」とつぶやいた。
弁護士は最後「邪教組織を利用して法律の実施を破壊した罪」として李さんを起訴したことは、全く成り立っていないと主張した。李さんの夫も、検察官が李さんに対する証拠として使用した品物は自宅から持ち出されたものではなく、李さんのものではなかったと証言した。
李さんは法廷で陳述した時、不当な告発と証拠を否定した。「あなたたち(検察官)が言った証拠はこの案件とは関係がないです。法輪功を修煉することは合法的なことです。無罪で解放を要求します」と述べた。審理は1時間半も続いた。
9月下旬、李さんが興城市裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡されたことを知った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)