【明慧日本2022年11月15日】山東省濰坊市在住の法輪功学習者の李麦英さん(50代女性)は、2022年9月23日、法輪功を学んでいることを理由に、坊子区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と鳳凰派出所の5、6人の警官に連行された。李さんは坊子区裁判所に懲役4年の不当に判決を宣告された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
李さんは、2022年5月11日、法輪功に関するポスターを貼る姿が街頭監視カメラに記録され、鳳凰派出所の警官らに連行され、家宅捜索された。保釈された時、李さんはすでに坊子区検察庁に起訴されていた。
坊子区裁判所は9月上旬に李さんに数週間後に出廷するようにと通知した。李さんは法律を犯していないと主張し、出廷を拒否したため、警察は9月23日に強制的に李さんを法廷に連行した。裁判の結果、懲役4年の判決が下された。今、どこに拘禁されているのか不明である。
李さんは坊子区教育局の職員だったが現在退職しており、法輪功を学び続けているため、職を失い、年金の支給も停止された。今回の判決の前にも、2004年末に1年間の労働教養、2011年8月に1年6カ月の労働教養を宣告されていた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)