【明慧日本2022年11月16日】四川省巴中市に住む法輪功学習者・彭樺英さん(女性)は2021年7月2日、法輪功について人に話したとして通報され、不当に連行された。それは、彭さんの娘が女児を出産した直後のことだった。このほど、彭さんが当局に秘密裏に懲役3年の不当判決を宣告されたことを、家族は知らされた。
彭さんは以前、巴中統計局に勤めていた。長年の激務のため、2004年に頸椎の変形、腰椎のヘルニア、腰仙椎間板嚢胞を発症し、やがて体が不自由になった。2008年、治療を受けている時に、法輪功を紹介された。法輪功を学んでから、わずか1カ月で回復し、再び自転車で通勤できるようになった。
彭さんは、より多くの人が自分のように法輪功の恩恵を受けるようにと願って、暇な時間を利用して法輪功を紹介した。しかし、それが理由で彭さんは当局に狙われ、何度も連行された。職場からは解雇され、数十年の勤続年数も帳消しにされ、年金も受給できなくなった。その間、彭さんは当局に不当判決を言い渡された(懲役3年、執行猶予4年)。彭さんの判決は彭さんの母親に大きな衝撃を与え、彭さんの母親は精神的な苦痛のために亡くなった。彭さんは葬儀に出席することもできなかった。
彭さんは2014年9月、自分が受けた迫害について中央巡回検査チームに手紙を書いたことで、再び連行された。当局は報復として、彭さんの執行猶予を停止し、四川省女子刑務所に連行し、服役させた。
刑務所での拷問により、彭さんは体調と記憶力が低下し、頭は不随意にうなずき、支離滅裂な言葉を発するようになった。彭さんは、法輪功の修煉を再開して回復したが、2021年に再び当局に連行され、懲役3年の不当判決を宣告された。