文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年12月8日】私は1999年7.20以降から法輪大法を学び始めました。中国共産党の党文化の下で育った私は、唯物的な観念で常に物質と精神を切り離し、物質的なものだけで物事を考えるという習性を持っています。慈悲深い師父は、何度も何度も、物質主義的な考えから脱却するようにと啓発してくださいました。以下は、「物質と精神は同一のもの」[1]についての個人の考えをまとめましたので、同修と交流したいと思います。
1、ある日、学法グループに行く途中、とても眠くなってきました。この状態はおかしいと感じながら、車の中のバニティミラーで目を見ると、目の白い部分と黒い部分がはっきりしていて、明るくてまったく眠い状態ではなかったのです。すると、「旧勢力が私に精神的な妨害をしている」と明確にわかったので、発正念をしました。しばらくすると、眠い状態が消えました。
2、ある日、歯が痛くなったので、それを解消するために歯を磨こうと思ったのですが、洗面所まで来て、「どうして歯が痛いのだろう」と考えました。師父は「身体全体は砂からできているようにばらばらで、固まっていないように見えます」[1]と、おっしゃったのが頭に浮かびました。「ほかの空間の霊体が私の体の隙間に入り混じっているのだ」とすぐに理解しました。このことに気づいた直後から、歯が痛くなくなりました。
3、ある日、浴室の屋根から水漏れがあったのですが、上の階の排水パイプからの漏水だわかり、水漏れ止め用のテープを買って貼るつもりでした。しかし、「漏れる」というと、きっと自分の修煉でどこかに漏れがあるのではないかと思い、まず、内に向けて探しました。最近、煉功するときに、娘(同修)とよく話したりしていたことに気づきました。この行動には顕示心や自分を実証する心があります。これらの心が魔に利用されて私たちの煉功の環境を破壊し、師父が他の空間で私たちに演化してくださったものをも妨害していると認識しました。執着を見つけたからには、それを否定し、取り除いてから、排水パイプの修理を進めようとしました。排水パイプをもう一度検査すると、先に見つけたパイプの漏れの場所は正しくなく、本当の漏れの箇所はもっと上の方にあることがわかりました。「もし、内に向けて探さなければ、パイプを修理しても、無駄になり、パイプからの水漏れがずっと続くだろう」と思いました。
4、いつもネット通販のクーポンがいろいろと送られてくるので、ついつい時間をかけて商品を選んでしまい、必要でないものを無駄に買っていました。届いてきたものが気にいらなくなると、返品や交換の手間が発生し、これに時間を浪費してしまうのです。物質的の現実に陥り、利益心から招いた結果だと気づきました。この執着心を取り除くように発正念し、行動を自制し、ネットショッピングを止め、「利益心」を無くすようにしました。それで精神の中にあるこの執着がどんどん小さくなっていったのです。
5、家の中をよく見渡しました。各種の絵筆、ギター、Xboxゲーム機、カラオケマイク、高性能スマホ、ミシン、作業工具などがあり、それらは常人の遊びを楽しむものです。ホットパッド、床暖房マット、ヒーター、厚手の衣類があるのは寒さを恐れる執着心があるからです。洗濯機、食洗機、掃除機があるのは「怠惰」という執着があるためです。ソファクッション、ふわふわの寝具を買ったのは安逸心という執着のためです。さらに、多様なキッチン用品、常に冷やされている炭酸飲料、様々なスナック食品が置いてあるのは、食べものに対する執着のためで、日用品の買いだめや豊富な食料備蓄をしたのは、生活苦への恐怖の執着です。また、様々な電気製品をよく買い替えるのは、変異的な文化を受け入れ、技術競争の執着があるためです。精神の中にこれらの執着を持っているため、それらの執着に対応する物質的な物が次々と家に持持ち込まれたのだと思いました。
師父は「人間はますますこの物質空間の有形のものを重視し、ますます現代化された道具に依存するようになりました。ですから人類の本能は退化する一方で、最後にはこの本能が完全に消えてしまったのです」[1]と説かれました。
精神と切り離し、物質的な世界だけを見るとすると、永遠に物質で構成した仮相の中で生きることになり、迷いから逃れられない状態になると私は理解しています。
同修から「内に向けて探すことができない」あるいは「どう修めるのかわからない」など、という声をよく聞きます。このような状態は、生活の中でも、党文化による変異の観念が物質と精神のつながりを断ち切った結果だと思います。もし修煉者が、人生のあらゆることに遭うとき、浮かぶ考えがすべて大法と照らし、大法に従って自分を正すことができれば、内に向けて探すことができれば、それは「よく修めている」ことでしょう。
法に則っていないところがあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』