【明慧日本2022年12月22日】成都市の法輪功学習者・劉永生さん(55歳男性)は、法輪功を学んでいることを理由に、2014年7月以来、当局に絶えず嫌がらせを受けている。今年9月23日の午後、政法委員会(治安・司法などを統括する機関)の張玉蓉らは劉さんがドアを開けるまで、叩いたり蹴ったりした。劉さんは彼らを不法侵入で警察に通報した。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
今年5月以降、劉さんへの嫌がらせは特に激しさを増している。5月2日、成華区の政法委員会・張玉蓉、鄭雪、府青街委員会の譚樹賢は、劉さんの母親の家に滞在していた劉さんに嫌がらせをした。彼らは法輪功を放棄するよう劉さんに圧力をかけようとし、劉さんが従わなければ甥を巻き込むと脅した。劉さんの信念は揺るぎなかった。午後9時、同じ警官が劉さんに再び嫌がらせをした。
9月22日、劉さんが彼らを家に入れることを拒否したが、彼らはドアを叩き続けた。劉さんの隣人の多くはその騒々しさに驚きを隠せなかった。
9月23日の午後、張、譚、そして他の2人の私服警官が劉さんの自宅に再び来た。彼らはドアを開けるまで叩いたり蹴ったりした。劉さんは彼らを不法侵入で警察に通報した。
その直後、成都市610弁公室の包小牧が劉さんの自宅を訪れ、コロナの予防接種を受けているかどうかを確認していると主張した。彼らは劉さんの血圧を測定し、血液サンプルを採取した後、内容が不明な紙に署名するように命じた。
捜索令状なしで、彼らはクローゼットや引き出しを含む劉さんの家中を捜索した。
その後、2人の警官が劉さんの自宅に北。漿洗街派出所で張、譚に対する劉さんの通報を処理した。警官は劉さんのドアを壊した責任を警官に負わせる代わりに、劉さんに信仰を放棄する声明への署名を強要しようとした。劉さんは準備された陳述書を2回破り、指紋を取らせないために固い拳を作った。5人の男性警官が劉さんを抱きかかえ、劉さんの拳にインクを塗り、拳を紙に押し付けて署名させた。
彼らはまた、劉さんの上司に職場で嫌がらせをしたため、会社は劉さんを解雇させた。
1999年に迫害が始まって以来、劉さんは法輪功を学んでいるとして絶え間ない嫌がらせや拘禁を受けてきた。元航空機エンジニアである劉さんは成都航空機設計研究所を解雇され、2001年に2年9カ月の労働教養を課せられ、2013年に懲役3年の不当判決を言い渡された。
拘禁中、劉さんは睡眠を奪われ、無給で長時間労働を強いられ、食事を5秒以内に終わらせるよう命じられた。看守は絶えず劉さんを殴り、スタンガンでショックを与えた。 時には彼らは劉さんを長時間にわたって煉瓦窯に閉じ込めた。劉さんの妻は、迫害の圧力のため劉さんと離婚した。
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(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)