文／遼寧省の大法弟子

　【明慧日本2022年12月29日】私の家では舅が一番最初に法輪大法を修煉し始めました。1998年に、私の両親が病気になり、法輪大法の功法を学ぼうとしましたが、動作が覚えられないので、舅から「あなたが先に動作を覚えてから両親に教えたほうがいいよ」と言われました。こうして、私も法輪大法を得ました。両親が功法を煉っていると、糖尿病も脳血栓もすべて治り、とても元気になりました。それから、私の家が煉功点になり、最大40人が学法・煉功に来ていました。

　しかし、1999年7.20、江沢民が法輪功迫害を発動しました。そのため、恐れた両親は法輪大法を学ぶのを止めてしまい、以前の病気が再発したのです。その結果、両親は前後にこの世を去りました。家の煉功点も5人しか残っていませんでした。その後、煉功点に参加している同修が大法の素晴らしさを伝えるために、そして師父の汚名をはらすために北京に行きました。そのことで私も巻き込まれ、15日間拘束されたのです。帰宅後、修煉環境を失ってしまい、私の修煉は紆余曲折の連続となり、その苦労は人間の言葉では言い表せないほどでした。法を実証したいのですが、北京には行けなかったので、私は1人で地元でチラシを貼ったり、チョークで書いたりして大法の素晴らしさを伝えました。

　私の息子は今年34歳で、先天性の脳性麻痺と白内障の病気を患っています。そして娘も今年20歳ですが、先天性の脳性麻痺と白内障の病気も患っています。家事や家族の世話は私1人で行い、農作業や経営している小さい店の仕入れ・販売もやらなければなりません。私はきれい好きで、気が強い女性です。ですから、時間を確保するため、毎日早起きしないといけないのです。幸いにも、子供2人が師父の説法を聞き、煉功をしていて、師父の弟子となっているので、私の日々の苦労は一種の安堵感に変わっているのです。

　夫は他の地方で仕事を引き受けています。15年前に、夫に対するよくない噂話がありました。やがて、私は夫がその地方で家庭を作っているとのことを聞かされました。夫が家に帰ってきたとき、いつも携帯電話が手放せず、電話の相手に曖昧なことを告げたりしていました。本当に認めたくないその現実は、つまり夫には他に家族がいることですが、夫の行動で証明されたのです。

　家事や農作業の仕事を私1人でやっても、私は文句を言わず、何年も苦労してきましたが、今回、我慢の限界に達したのです。恨めしい怒りの言葉で夫を傷をつけたり、冷たい顔で「汚い」と言ったりしました。あるとき、バイクで橋の上まで走っていき、大声で泣きながら、不満をヒステリックになって発散したこともあります。

　その時、私は自分が大法弟子であることを忘れ、修煉者であることを忘れてしまいました。その間、同修が家に来て交流してくれたのですが、恨みが何よりも大きく、誰の話も聞き入れられませんでした。ある時、師父の写真の前でひざまずき「私はどうしたらいいのでしょうか」と師父に尋ねました。長年にわたり中国共産党から迫害されたため、私は修煉者であったり、常人であったりの状態でした。。

　しかし、慈悲なる師父は、意気地がない弟子である私を見捨てずに、優しい父親のような口調で「寛容！　寛容！」と話しかけてくださったのが聞こえました。師父は私に金色の大きな「繁盛永存」の4文字を見せてくださったり、大法弟子たちが金色の天門に向かって飛んでいく光景を見せてくださったりしました。私もその天門に入りたいという気持ちでいっぱいになりました。師父はまた、私の名前を呼んで「心性が高くない」とおっしゃった場面も見えました。

　最近「私は崖っぷちに立っていたら、同修が助けに来てくれた。崖の下を見渡すと、泥だらけで、泥の中に転がっている人もいた。『海に落ちたらおしまいだ』という声が聞こえたので、助けに来た同修は私に向かって、おそらく『あの海は苦海だ！』と、師父があなたに落ちないように啓発してくださったのだ」と、夢で師父が悟らせしてくださったことがあります。

　私が常人の中に迷っているのを見て、正しい道に戻るよう、向上・昇華するようにと、師父が同修をそばに来させ、助けてくれるようにしてくださったのだと思います。

　それから、痛定思痛（つうていしつう：過去の失敗から学ぶこと）と、私は以前、本当に確実に修煉をしておらず、多くの時間を無駄にしました。師父の慈悲深い救いに値しないと思っています。

　ここ数日、夫への恨みを捨て、自分を修煉者と位置づけました。夫に善を持って接し、宇宙の特性の真・善・忍に従い、修煉者となり、師父の慈悲なる済度に応えようと観念を変えました。泥だらけの私は、自分を清め、同修である子供2人を育て、師父の手を握り、師父について本当の家に帰りたいと思っています。