文/海外の大法弟子
【明慧日本2022年12月29日】私は無神論者の家庭に生まれましたが、心の底では常に神さまの存在を信じており、修行に憧れ、本物の修煉の道を見つけようと願っていました。幸いなことに、2017年、私は法輪大法を修煉する道に入りました。
師父のご按排に感謝いたします。師父の弟子になるのは私の人生で最大の栄誉です。
師父のご加護のおかげで、修煉を開始してから1カ月で、当時出版されていた大法の書籍をすべて読み、修煉することを目標に頑張りました。法を学ぶ過程で、中国人を救うことが重要だと気づきました。ですから、中国人を救えるような方法やプロジェクトを急いで求めました。
対面で大法の真実を伝える
大法を修煉してからまだ1カ月しか経っていなかったので、同修は私に地元の大法のプロジェクトに参加させるかどうかを迷っていました。結局、参加することが許可されなかったのですが、私は大法の資料をもらい、ツアー客の多いレストランに出向き、大法の真実を伝えました。中国語もわからず、あいさつ程度しか覚えていなかった私は毎回、出かけるとき、いつも大法の資料が入っているリュックサックを背負い歩きました。観光地に住んでいるため、出かけるたびに中国人に出会えます。
「人を救いたい」という強い気持ちがある私のことを見て、地元の同修は私をプロジェクトチームにいれてくれました。そして、私はすぐに簡単な中国語の会話を習得し、同修から渡された大法の資料の内容をすべて暗記しました。私が大法の素晴らしさを伝える場所は、観光客の多い大きなホテルで、毎日たくさんの人が出入りし、多い時には1日に40数人もの人に、大法の素晴らしさを伝えることができました。この機会を生かし、同修と一緒に人を救うことに努めました。私たちのチームは中国語を話せない人が、ポスターを挙げたり、音声を流したりと、大法の真実を紹介することになっていました。私は暗記した大法の素晴らしい内容を小さなスピーカーでスムーズに伝えていました。
時には、私が真昼間に太陽の下で立っていると、水を買ってくれたり、食べ物を持って来てくれたりする人がいました。また時には、中国共産党に酷く洗脳された中国人に出会い、侮辱されることもありましたが、彼らを救いたいという強い思いで、目から涙がこぼれることもありました。
ある日、500人以上が集まっており、私は彼らに大法の素晴らしさを伝えました。しかし、彼らの心は変わらず「どうしたらいいの?」と、困りました。私は本当に心から彼らを救いたいので、師父にご加持をお願いし、勇気を出して、大法の歌「For You」を歌いました。すると、状況が変わり、彼らは私のことや法輪功のことに興味を持ち、何人かが私に親指を立てて賛同を示し、話しかけて来る人もいました。そこの果物屋さんの人も私のところに来て「よくやったね、次も歌ってください!」と言ってくれました。この出来事は、私にとって忘れられない良い思い出になりました。
私たちは、そこを真相拠点として使い続けたいので、観光客が去って行った後、いつもきれいに掃除をしていました。近くのレストランのオーナーも喜びました。しかし、私たちは警官から何度も嫌がらせを受け、交番にも連れて行かれたこともありましたが、それでも「人を救いたい」と思う気持ちは揺らぎませんでした。
私たちの真相拠点は、街のあちこちで有名になり、他の地方からの同修も応援に駆けつけてくれました。今振り返ると、辛いことも苦しいこともたくさんありましたが、とても光栄に思っています。師父のご加持、ありがとうございます!
RTCプロジェクトに参加し、大法の真相を伝える
武漢肺炎が蔓延すると、市内にいた中国人は全員帰国せざるを得なくなりました。 中国からの観光客を受け入れることもできなくなり、暗い雰囲気が漂っていました。それで、同修たちは、インターネットを通じて中国人を救うという方法を模索し始めました。それから、私はWeChatや電報、電話など、大法の真相を伝えるすべてのプロジェクトに参加しましたが、良い結果を得ることはできませんでした。私はRTCプロジェクトがあると聞いて、すぐに申し込みました。研修に参加していた期間、大きな試練に遭いました。私は常に、私の命を奪おうとする悪ものがいると感じたり、プロジェクトの参加を止めようという念があったりしました。肉体的にも精神的にも、他の空間からの絶大な圧力にさらされているのを感じました。
師父は「衆生を救い済度することを行なわなければ、大法弟子としての責任を全うできなかったことになり、あなたの修煉はゼロになります。なぜなら、あなた個人の圓満成就のために、あなたを大法弟子にしたのではなく、あなたは重大な使命を背負っているからです」[1]と説かれました。
師父の説法を学んで、内に向けて探した結果「恐怖の鎖を断ち切る」と決意しました。それから、いつも強い正念で、思想業や恐怖心を取り除くことにしました。
私は以前、出会った中国人たちに連絡を取りながら、脱退も勧めていました。ですから、RTCで中国にいる中国人に電話かけ、三退を勧めることは難しいとは感じません。同修からの助けもあって、私は今、電話で毎日大法の真相を伝え、中国の人々に三退を勧め、彼らから感謝されることが多いのです。
私は中国語がうまく話せませんが、時間をかけて大法の素晴らしさを伝え、相手からの話もよく聞きます。私は人と通話するとき、いつも謙虚な姿勢で、まるで相手との間に距離がないかのように、友人のように話したり、笑ったりします。相手から「あなたの声を聞くと気分が良くなります。この電話をずっと待っていたようです」と言われたことがありました。それを聞くと本当に感動するのです。私は中国の人々と縁があるようで、ここでは、書ききれないほど体験してきました。
数日前、私は電話をかけ、すでに三退した人にまた、出会いました。彼は師父と大法弟子の慈悲に深い感謝の意を表しました。師父、お疲れ様です! 中国の同修たち、お疲れ様です!
修煉者の私たちはともに精進し、三つの事をやり遂げ、「正法時期の大法弟子」という神聖な称号に恥じないように頑張りましょう。師父、慈悲な救い済度に感謝します! 同修のみなさん、ありがとうございます。
以上、個人の修煉体験ですが、不適切なところがあれば、同修の慈悲なご指摘をお願いします。
合掌!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法九』「二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法」