【明慧日本2023年1月19日】台北の法輪功学習者(以下、学習者)たちは、2023年元旦、朝5時45分、中正記念堂国家両庁院に集まり、集団煉功を行った。学習者たちは第五式の坐禅を先に煉功し、6時以後、煉功に参加する学習者はますます多くなってきた。抑揚のある煉功音楽は国家両庁院に響き渡り、学習者たちは穏やかな集団煉功を行い、2023年の元日を迎えた。
集団煉功を行う台北の学習者たち |
坐禅が終わった後、学習者たちは階段を下りて、中正記念堂正門にある自由広場に向かい、動功を行おうとした。夜は雨が降っていたので、空気中の湿気が強かったけれど、集団煉功を行う全過程の中で、雨は降らずに止んでいた。学習者たちは自発的にチームを整え、煉功音楽が始まると、学習者はそれに従って第一式の功法から第四式の功法まで煉功した。
2023年元日、学習者たちは自由広場で集団煉功を行った |
全ての功法を終えた後、学習者たちは事前に用意した、師父に新年のご挨拶を申し上げるための字幕を持ちながら師父に「新年明けましておめでとうございます」と挨拶を申し上げた。挨拶の声は空まで響き、学習者たちは心より師父への尊重や感謝の気持ちを示した。
台北の学習者は2023年元日、自由広場で師父に新年のご挨拶を申し上げた。 |
台北学習者・呉錫昌さんは活動の協調人を担当した。彼は、新年に早起きして集団煉功に参加することは、新年の曙光を迎える他に、学習者の皆さんは新たな一年の始まりに、より精進することができるよう、励む気持ちが増すだろうと語った。
台北学習者・呉錫昌さん |
呉さんは、師父にご挨拶を申し上げた。彼は慈悲なる師父に「修煉の道において師父はずっと自分のことを見守って下さり、開示して下さいます。この修煉のチャンスを与えて下り、本当に感謝いたします。師父、明けましておめでとうございます」
呉さんは陸軍官学校を卒業した軍人であり、兵役に服して20年、その後定年退職した。彼は、家族の中で最年少なので、子供の頃から自己中心的な性格を持っていた。法輪功を学んだ後、最も大きな変化は他人のことを優先に考えることができるようになった。今まで修煉してきた呉錫昌さんは内に向かって探すことは万能の宝であり、修煉するには、必ず師父が説かれた法に従って自らの心を修めなければならないと、深く理解することができた。彼は「他の学習者の変化は一目瞭然で認めています。しかし自分は何かあると途端に、感情の起伏が大きくなり、心性の向上は高めることができないままでした。その原因は修煉の根本がまだまだ分かっていなかったからです。その後、内に向かって修煉しなければ、その和やかな心が生まれ出ることはなく、絶えず修煉に努めなければならないのだとわかりました。何かに遭遇したとき、心が平然としていて動じないのは、高いレベルに達しているからだと思います」と言った。
呉さんは他の学習者と矛盾が発生した時、いかに心性を高めたかに関して共有した。「以前、ある学習者が私に何か言ったら、私は相手に理解してもらい、或いはその人を変えようとして、私が言った通りにやって欲しいと望んでいました。しかし最近は、相手が私の機嫌を損なうような話をしたり、相手のことを変えようと思ったりする時こそ、試練だろうと悟っています」
呉さんは「最初、試練を乗り越えられなかったので、相手に分かってもらうように解釈しました。しかし、2回目、3回目も乗り越えることができなかった。その後、自然に任せるようにと悟り、私の考えの通りにやって行こうという執着がなくなりましたので、気持ちが自然に和やかになったと気づきました」と語った。その後、呉さんは師父の手配に従い、必ずしも一つの方法でやらなけれならないというわけではない。心性が向上することができ、そこまでのレベルに達したら、どんなことも上手く行えるのだと気づいた。
プロジェクトのカウンセラー管理職を担当している陳応花さんは、法輪功を修煉する前、仕事上において厳しい人だった。部下には要求に達していないと、怒ってしまう。法輪功を学んだ後、寛容的に人を扱えるようになった。いつも仕事中、自らの知識を第一として誰とも共有せず、自分の才能や、重要性が大切だと思い込んでいたが、しかし法輪功を学んだ後、真・善・忍という基準に従うことによって、そんな考えは持ってはいけないのだと分かるようになった。
陳応花さんをびっくりさせたのは、真に執着を放下し、知識を他人と共有したら、より多く得ることができた。なぜなら、他人と知識を共有することは、知識をはっきりとまとめられる上に、他人を手伝う過程の中で、喜びの気持ちが生まれて来たと気づいた。真・善・忍という基準をしっかり守っていれば、心は想像以上の和やかさを得られると感じた。自我というものは前進の障害となり、固有の観念を放下した後、世界の美しさを見つけた。人々が僅かなものに固執すること自体が可哀想に見える。修煉後、私は強くなったと言った。
法輪功を学ぶ前、陳さんは大病はしなかったが、小さな病気が絶えなかった。陳さんは同僚に「1年間365日の内、300日ほど風邪を引いているねと言われました」と言った。さらにドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)や、過敏性腸症候群などに患っていたが、法輪功を学んだ後、体は完全に回復した。ある日同僚に「腕のサポーターはどこにありますか?」と聞かれたが、その時、彼女は腕が全快し、サポーターなど使わなくても平気だと気づいた。
2023年元日、師父に新年のご挨拶をする時、陳応花さん正装をしていました。彼女は「今朝は必ず正装でなければならないのです。師父に新年のご挨拶を申し上げますから。昨年、世界の変化は大きかったのです。人が信仰心を持っていなければ、どうやって落ち着いて平気でいられるかが分かりません。師父、明けましておめでとうございます」と申し上げた。彼女は人々に真・善・忍を理解して欲しいと願っている。真・善・認という基準は奥深いもので、人生の中で追求すべきものだと言った。
テレビ局で、サービスの担当をしている蘇奐穎さんは、法輪功を学ぶ前後の体験を共有した、蘇さんは修煉する前、精神状況が悪く、うつ病や、社交不安障害、不眠症、痔、足の筋が痙攣するなどの数多くの病気があった。薬が効かなかった蘇さんは、法輪功を学んでから3カ月後に全ての病気が全快した。
台北学習者・蘇奐穎さん |
修煉過程において蘇奐穎さんは、師父が教えて下さった通りに真面目に法を学び、煉功したり、心性を修めたりしている。修煉後、足の筋が痙攣し、歩く時にとても辛かった時もあったが、彼女は師父と大法を固く信じており、その心配を放下した。「法を学ぶことによって、この難関は師父が私の業力を取り除くために、押し出さしてくださったのだと分かりました。修煉はある程度の難に耐えなければならないのです。その難は一つの過程だと言えます。喜んで受け入れます。心を放下し、いつもの通りにやるべきことをやれば結構です」と語った。
蘇奐穎さんは、家に帰るときに5階の階段を登らなければならない。ある日、歩く時痙攣し、とても痛かった。そして彼女はできる限り克服した。「この克服する過程は大法に対する固く信じる過程です。つまり師父が私のために体を浄化してくださる過程です」と言った。彼女は頑張って登り、入り口まで階段があと3つ残った時になると、突然に痛みが消えた。それ以後、痙攣は全快し、その痛みも2度と現れることはなかった。
以前、蘇奐穎さんはうつ病を患っていたので、他人の世界になかなか入れなかった。修煉した後、多くのことは自ら想像した通りではなく、正念が生じたその一瞬、どんなことをやっても順調に進めると言った。蘇さんは「行くべきところへ行けば良いのです。その心配は自然と消えていきます」と言った。
修煉した後、蘇奐穎さんは「自然に任せる」という法理を深く心に刻んでいるので、家族との仲も改善された。「彼は自分に何か足りないため、改変しなければならないと思わなくなりました。その代わりに私は彼の面倒を見ているので、彼は面倒を見てもらっていると感じています。そして今は、私が言ったことも素直に受け入れます。まるで干ばつになった大地のように、水が来たら自然に水を吸い取るのです。もし太陽のように強い光で照らしたら、大地は干ばつになる一方です」と言った。
最後に、学習者たちは李洪志先生に感謝の気持ちを申し上げた。「修煉において、師父は大変なご苦労をされていることと存じます。師父、ありがとうございます。明けましておめでとうございます」と祝福した。