【明慧日本2023年1月20日】(明慧オーストラリア・パース記者)2023年1月14日、在パース中国総領事館は春節の集いを開催し、欧米の政治家、華僑団体のリーダーおよび留学生などが参加した。西オーストラリアの一部の法輪功学習者(以下、学習者)はこの機会にパースの中国総領事館を訪れ、中国共産党(以下、中共)当局による法輪功への迫害に平和的に抗議し、人々に迫害の実態を伝え、中共による中国国民への人権侵害を制止するよう呼びかけた。
現場には、中共に迫害されている香港の人々やチベット人、およびウイグル人のために声を上げる民主化運動の活動家もいたため、真実を前にして、中共は抗議の横断幕を遮り、面目を保とうとしても、却ってその邪悪さが露呈された。
学習者がパースの中国総領事館前で横断幕や展示パネルを掲げ中共の犯罪を暴露している様子 |
学習者は現場で横断幕を張り、パネルを展示し、中共の人権弾圧の犯罪を暴露した。横断幕には、「法輪功は人々に真・善・忍を教え、健康回復と道徳の向上をもたらす」、「中共による法輪功学習者の生体臓器狩りを制止しよう」、「中共は中国ではなく、愛国は党を愛することではない」、「神は中共を滅ぼし、中国を加護する」、「マルクス・レーニンの末裔ではなく、中華の子孫でいよう」、「4億人の同胞の中共組織からの脱退を声援」などが書かれていた。現場では、迫害を制止するための署名活動も行われた。
領事館は、車で学習者の横断幕が見えないように遮ろうとしている |
領事館前で掲示された真相に中共は慌てふためき、来賓の前で面目を失うことを恐れた。領事館の職員は西洋の役人がもうすぐ来ると言いながら、急いで抗議の横断幕を遮ろうとした。彼らは最初、小さな赤旗を人員に持たせて横断幕の前に立たせ、遮ることができないのを見て、大きな赤旗を引いて遮らせ、最後は領事館前に駐車させて遮蔽を図った。
領事館職員がいくら知恵を絞っても、その努力は無駄であった。横断幕を遮ることを指示された人たちが嫌がっていただけでなく、迫害の実態が書かれた資料を受け取る来賓もいれば、親指を立てて称賛の意を示す人もいた。通りかかった地元住民はなお、抗議活動への支持を表明した。
市民のメスさんはこう話した。「人々がここで中共を拒否し、中共に抗議することはとても良いことです。共産党は今、世界中で嫌われていて、その行動がますます恐ろしくなっており、多くの人はこれを懸念しています。中共は国際社会全体に浸透し、影響を与え、その政治思想と観点を広めていますが、これは非常によくないことです。それに、中共は法輪功を迫害し、生体臓器狩りを行っていて、これは本当に恐ろしくてひどいことです」
別の市民のマークさんは、「通りかかったら、抗議活動が行われていることを知りました。各方面の情報から見ると、中共がやっていることは衝撃的で恐ろしいことです。学習者が中国で受けている残忍な弾圧を知っています。本当に恐ろしいものです。私はこの抗議活動を支持し、学習者への迫害制止をするための署名もしました」と話した。