文/青島の大法弟子
【明慧日本2023年2月3日】法を正す時期は最終段階を迎えていますが、一部の大法弟子はまだ殺生という問題を真剣に受け止めていません。ここで、私の親戚である同修Aさんに起きたことを紹介します。
私が住んでいるのは海岸沿いの都市で、地元の人たちは海鮮を食べるのがとても好きです。私の親戚の同修Aさんは、家族全員が20年以上大法を修煉しています。彼らには2人の娘がおり、長女は既婚者で、次女は結婚してAさんご夫妻と一緒に暮らしていました。婿(次女の夫)は常人で、海鮮が好きでした。婿は遠方で仕事をしているため、1、2週間に1回帰ってくる程度でした。婿が帰ってくるたびに、Aさんの夫である同修Bさんが、婿に食べさせるために生きた海鮮を大量に買ってきていたのです。なぜなら、その生きた海鮮は新鮮で美味しかったからです。しかしBさんは生きた海鮮を買って来ても、自分は調理をせず、自分の妻である同修Aさんにやらせました。
これは殺生の問題に関わります。Aさんもこれが不満だったのですが、家では毎日彼女が料理をしていたし、買って来たものを捨てるわけにもいかず、夫のBさんが買ってくるたびに料理をして食べていました。もう何年も前のことですが、同じく同修である私の母がAさんとこの問題について話し合ったことがあります。Aさんは、実家が海の近くだったので、時々近所の人が生きた海鮮を持ってきてくれて、もらったので煮て食べたと言いながら、周りの同修もみんなそうしていると言いました。
3年前、Aさんは認知症の症状を発症しました。私の母がAさんの家に行った時、Aさんの話はつじつまが合わず、少し混乱していることに気付きましたが、そのときは特に気に留めなかったようです。私の母の家とAさんの家はあまり近くないため、母はたまにしか行かなかったのです。やがて、母は他の同修から、Aさんが認知症で人を認識できないことを聞きました。母が再び行ったところ、Aさんの姿はなく、Aさんは長女に迎えられたとのことでした。
Aさんは、1999年7.20以前に法を得ており、以前はとても精進し、北京に行って法を実証したこともあります。Aさんは世の人々に真相を伝え、法を実証していましたが、Bさんは外に出て真相を伝えることを全然せず、恐怖心が大きかったのです。同修がBさんの家に行くと、Bさんにとても嫌な顔をされ、さらに追い出されたりもしたそうです。だんだんBさんの家に行く同修がいなくなり、Aさんがどんな修煉状態なのか誰もわからなくなりました。みんなが知った時には、Aさんはすでに病業状態が非常に深刻で、自分で自分の面倒を見ることができず、誰も分からないようになっていました。Aさんは2022年の夏にすでにこの世を去っていました。Aさんの娘さんが以前次のように話したことがあります。Aさんは小さな関門をいつも乗り越えることができず、後にどんどん積み重なっていく上に、さらに殺生問題も重要視せず、結局、このような状態になってしまったのかもしれない、と。
師父は「煉功者は決して殺生してはいけないのです」 [1]とはっきり説かれました。
もし、同修・Bさんが常人なら、これ以上何も言わないのですが、彼は二十数年前から修煉した古い大法弟子で、殺生してはいけないとはっきり分かっていながら、いつも生きた海鮮を買ってきては妻の同修に殺生させていて、これこそ心性の問題です。彼は自分が業を作るのを恐れて殺生をしない代わりに、妻の同修に殺生させ、業を作らせており、長い時間が経ってついに大きな関となりました。
同修Aさんもきっぱりと法理を守ることができなかったと私は思っています。もし、初めの頃、同修の夫が生きた海鮮を買ってきたときに、調理するのを拒否したなら、その後、夫が海鮮を買ってくることはなかっただろうと思います。しかし、こう言った結果になってしまっては、何を言っても手遅れです。
もちろん、同修Aさんが世を去った深い原因が何なのか、私たちも知るすべがありません。しかし、今回は何らかの力が私にこの事を書き出すようにさせました。私は長い時間を引きずりながら、今日ついに書きました。
個人的な認識であり法理に符合しないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いいたします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』