【明慧日本2023年2月13日】(黒竜江省=明慧記者)ジャムス市の法輪功学習者・秦玉珍さん(以下、学習者)は2023年1月17日、黒竜江省女子刑務所に不当に移送され、現在、集中訓練管区で拘禁されている。秦さんは留置場での拘留中に体調を崩し、現在は悪名高い女子刑務所に送られ、残酷な迫害を受けている。
秦玉珍さん |
秦さんは1963年生まれで、法輪大法を学び始めた後、心身ともに大きな変化があった。「真・善・忍」の教えに従って行動し、しばしば人を助けてきた。友人、親戚、隣人は皆、秦さんは心が温かく、優しい人だと言っている。1999年7.20、江沢民派による法輪功への迫害が開始されてから、秦さんは何度も中国共産党(以下、中共)の人員によって連行・拘禁された。不当に拘禁されている間、彼女は平手打ち、鉄の椅子に座らされ、手錠をかけられるなど、身体的な拷問を受けた。
2020年10月14日、秦さんと他の数人の学習者は「ローマ荘園」という団地で法輪大法の主著『轉法輪』を勉強した。当日、数十人の警官、補助警官が高層住宅の廊下に隠れ、午前9時から張り込んで、午後3時過ぎに家に侵入し、鍵を開けて家宅捜索をし、50歳以上の女性学習者9人と建物の外にいた家族の男性1人を連行した。秦さんは、憲法上の「信仰自由」という権利に従い、不当な取り調べに応じず、新立派出所の警官・姜正旭に十数回にわたって平手打ちをされ、拷問された。
目が不自由な人が法輪功の著作を勉強するのを助けるために、秦さんはその人の家を定期的に訪問し、その間に何度も警官に尾行され、写真を撮られた。2022年7月12日、ジャムス市公安支局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官・呉彬は秦さんの自宅に侵入し、戻ってきた彼女を連行して拘束した。2022年9月13日、秦さんはジャムス市向陽区裁判所により、懲役10カ月の実刑判決と3千元(約6万円)の罰金を言い渡された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)