　【明慧日本2023年2月15日】(澳洲＝明慧記者)クイーンズランド州の法輪功学習者(以下、学習者）は、2月4日の夕方、ブリスベン市のマウント・グラヴァットのグルメ街で行われた旧正月の祝いに例年通り招待され、色彩豊かなパフォーマンスを披露し、観客に好評を博した。

穏やかな五式の功法を実演する学習者

法輪功を紹介し、中共からの迫害の実態を伝える

　法輪功チームは、穏やかな五式の功法、龍の舞、腰太鼓、舞踊、楽器の演目を披露した。中国の各民族衣装を着けた法輪功の子供弟子たちは「法輪大法は素晴らしい」の歌を元気に合唱し、地元の人々に中国の伝統文化の豊かさと大法のすばらしさを伝えた。

　司会者は観客に横断幕の「法輪大法は素晴らしい」の意味を紹介し、「中国ではこの横断幕を掲げると、不当に連行されます。学習者は『真・善・忍』の教えに従い、1999年の7.20以来、中国共産党（以下、中共）に迫害されています」と言った。

　続けて司会者は「今、坐禅をしているジョンさんは、法輪功を学んでいたという理由で中共によって拷問を受けたことがあります。ジョンさんは名門清華大学の卒業生です。法輪功を諦めないとして懲役10年の実刑判決を宣告されました。その後、オーストラリアに来ました。彼は殴られ、過酷な労働の野良仕事や海外向けのクリスマス飾りを作らされていました。今、彼は穏やかにここに座っていますが、過去これほど辛い迫害を受けたことは想像もつかないでしょう」と五式の紹介と共に迫害の実態を詳しく説明した。

さまざまな演目を披露する子供弟子

　　主催者：法輪功の素晴らしいパフォーマンスに感謝

学習者を支持するマーク・ホーキンス氏

　主催者の1人であるマーク・ホーキンス氏は、マウント・グラバットのフードマーケットを経営している。年間を通じて旧正月、日本の祭り、アイルランドの祭り、ブラジルの祭りなどのさまざまな文化イベントに参加しサポートしている。

　マーク氏は「法輪大法は素晴らしいです。このような信念を持ち、それに従って生活して異なる文化を互いに理解し合えれば、世界のトラブルは必ず減り、皆が恩恵を受けると思います」と語った。

　マーク氏は学習者が受けた苦しみを理解し、学習者の活動に積極的に協力し、より多くの人に法輪功の真実を知ってもらうためにブースを提供した。

　銀行家：法輪功チームの参加に感謝

法輪功チームの多文化に対する貢献に感謝するウディさん（左）

　ウディさんは15年前、ネパールからオーストラリアにやってきて、今は銀行員になった。奥さんと2人の子供と一緒に公演を観に来たという。「ショーは素晴らしかったです。子供たちもとても楽しんでいました。特に龍の舞が大好きです。法輪功チームの皆さんがこのような素晴らしいショーをコミュニティに披露され、地域の多文化共生の繁栄に大きく貢献されていることに感謝しています」と語った。

　ウディさんは迫害を制止する書類に署名し学習者の活動を応援した。また、自分のSNSで迫害の実態を共有し、周りの友人にも伝えたいと話した。

　市民：世界は「真・善・忍」が必要

法輪功を祝福するカールさん

　退職したベテラン配管工のカールさんは、法輪功の「真・善・忍」の理念を絶賛し、「世界は『真・善・忍』が必要です。多くの人がそれに従えば、世界はより良く素晴らしくなるでしょう」と述べた。

　学習者から中国での迫害の実態を聞いたカールさんは「共産主義と中共は世界を脅しており、西側の民主主義国家がこの脅威を徐々に認識し、動き出すことがとても重要です」と話した。最後にカールさんは法輪功の幸運を祈った。