【明慧日本2023年3月11日】天津市河西区の法輪功学習者・劉志梅さん(78歳女性)は今年2月6日、当局の裁判所で不当に裁判が行われた。劉さんの夫は妻の弁護人として、法廷で劉さんの弁護をしたが、答弁書を半分も読み終えていないうち、裁判官に止められた。
昨年7月22日、劉さんは銀河広場で人々に法輪功が迫害されている事実を伝えた際、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報された。広場派出所の警官は劉さんを連行し、身体検査をした後、劉さんの家を家宅捜索をした。その後、帰宅させられた劉さんは警官に何度も派出所に呼び出された。8月25日、検察庁は劉さんを召喚し、尋問をした。12月5日、派出所の警官は劉さんを呼び出して、登録するために裁判所に連れて行き、検察庁の起訴書を渡した。
劉さんと夫の王潤祥さん、息子の王海峰さん夫婦、娘の王海燕さんの一家5人はみんな、法輪功を学んでいる。5人とも当局から迫害を加えられた。
劉さんは法輪功の実態が書かれた内容のステッカーを貼ったため、十数回も連行された。4カ月間拘禁されたこともあり、自白強要の拷問も受けた。
夫の王さんも数回連行され、6カ月ほど拘禁されたことがある。
息子の海峰さんは3年3カ月の労働教養処分を科されことがあり、数回も拘禁されたことがある。
ある日、劉さんの嫁と娘はともに連行された。当時、嫁も娘も1歳未満の子供がいた。子供たちも母親と一緒に連行された。警官は嫁と娘に食事を与えなかったため、母乳が出なくなり、おなかを空かせた子供たちは大泣きするしかなかった。
拷問のイメージ図:不明なものを強制的灌食 |
娘の海燕さんは2回にわたって拘禁され、懲役4年3カ月の判決を受けた。刑務所で海燕さんは不明な薬物を強制的に灌食されたため、神経にダメージを受けた。開放された後、海燕さんは精神障害の症状が現れ、いまだに回復していないという。