【明慧日本2023年3月12日】吉林省長春市在住の法輪功学習者・楊春林さん(70代男性)は昨年8月13日、南関区明珠派出所の警官らに連行され、自宅を家宅捜索された。その後、葦子溝拘置所に拘禁された。楊さんの弁護士と家族による楊さんへの面会の要請は、拘置所によって拒否された。
楊さんは法輪功を学んでいることを理由に、当局により密かに懲役2年6カ月の不当判決を言い渡された。また、当局は楊さんの現在の拘禁場所について家族に知らせなかった。
法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
同じく70代の楊さんの妻は、脳卒中で2年以上寝たきりになっている。楊さんの連行は楊さんの妻に大きな打撃を与え、妻の健康状態は過去数か月にわたって悪化している。
1カ月前まで、楊さんの家族は、楊さんの訴訟案件が裁判所に移されたことを最終的に確認した。彼らは裁判長・王亜楠の番号に丸1カ月間電話をかけ続け、最終的に王と電話で話すことができた。王は楊さんに懲役2年6カ月の不当判決を言い渡したと彼らに話したが、判決についての詳細については回答を拒否した。