【明慧日本2023年3月17日】広東省茂名市の法輪功学習者・周華建さん(73)は2020年3月、法輪功に関する資料を配布したことが理由で不当に拘束され、現在まで約3年間監禁されている。この期間中、新型コロナウイルス感染症の影響で、周さんに対する告訴は中止された。今年2月23日、周さんの弁護士は茂名市第一留置場で周さんと面会し、最近、周さんがめまいを起こすことが頻繁にあると知ったという。
2月23日の午後3時すぎ、周さんの家族が雇った人権弁護士が茂名市第一留置場に到着し、周さんと面会する手続きを行っていたところ、留置場の事務所のパソコンに、「当該弁護士は周華建の弁護士ではない」と表示された。
弁護士はなんとか面会できるよう、留置場の事務所スタッフに協力を求めた。事務所スタッフは茂南区裁判所に電話して確認し、裁判所に留置場で弁護士の面会を拒否するよう指示があったかどうか尋ねた。裁判所は「ない」と答えたという。事務所スタッフも茂南裁判所に問題があるわけではないと言った。その後、彼らはすぐに弁護士の面会を手配することを約束した。
しかし、もうすぐ閉所時間だったため、弁護士の手続きを確認する際に、彼らは弁護士の資格証明書が年次検査を受けていないことを発見し、面会を却下した。その後、弁護士はスタッフらに「弁護士の資格証明書の有効性と年次検査は関係ありません」と説明し、司法省から全国政治協商会議に提出された回答書を提示して説明した。最終的にスタッフらは面会を許可したという。