　【明慧日本2023年3月25日】カナダ・ケベック州の法輪功学習者（以下、学習者）は、定期的にさまざまな地域のイベントに参加している。寒さや暑さにも負けず、人々に法輪功を伝える機会があれば、いつでも喜んで参加している。学習者たちは、今年2月2度にわたって招かれ、人々に法輪功の素晴らしさを届けた。

　カーニバルフェスティバルで法輪大法を紹介する

　2月25日と26日、シャーブルック中心部の最も人気のある公園で、毎年恒例の冬のイベント「カーニバル」が開催され、来場者はスキーや橇（そり）などを楽しんだ。学習者もカーニバルに招待され、人々に法輪功を紹介した。

学習者が煉功の実演を行い、来場者は随時参加して学習者について煉功を学んでいる

　この日は、東部地域から多くの学習者が訪れ、週末を通じて煉功の実演に参加した。学習者のブースを訪れた人は、この地域の集団煉功の情報について知ることができた。さらに、無料で学べる場所を尋ねる来場者もいた。

　中国共産党による法輪功への迫害を聞いた来場者の中には、ブースにいた学習者に声をかけて状況を詳しく尋ねる人もおり、迫害されている学習者に大きな同情を寄せる声が聞かれた。

　寒い日にもかかわらず、学習者のブースには多くの人が笑顔で訪れ、また多くの人が喜んで煉功の列に加わり、煉功を学んでいた。リラックスできて本当に良かったという声が多く聞かれた。

法輪功迫害の実態について尋ねる人々

　また、イベント中、学習者は「真・善・忍」「法輪大法は素晴らしい」と書かれた蓮の花を、通りすがりの子供たちにプレゼントした。それを受け取ったある兄弟の2人は、「2019年に蓮の花をもらったんだけど、まだ部屋に飾ってあるんだ！」と誇らしげに話した。

　法輪功とは何かを知った多くの人が、「これはとても喜ばしい発見だ！」と言った。

　担任の先生「まるでみんなが充電しているようだ」

　2月、学習者のカトリーヌ・モンゴーさんは、カナダ・ケベック州の中心部にあるシェルブルックの学校を訪れ、4年生のクラスで法輪功の煉功動作を教えた。生徒たちは真剣に学んだ。

　この日の午後、モンゴーさんは功法を学ぶ前に、学生たちに普段の生活ぶりを簡単に話してもらった。 85％の生徒が「睡眠の質が全般的に悪い」「クラスメートの間で起こる日々の衝突はとても気になる」と話した。

　モンゴーさんは、「クラスで煉功するときは、目を閉じてゆっくりリラックスしてもらうようにしています。何も考えず、自然に呼吸するように促しました。子どもたちは静の状態を保ち、煉功音楽に全神経を集中させて耳を傾け、根気よく終わるまで煉功し続けました。そして、クラスは穏やかな雰囲気に満ちていました」と言った。

　煉功が終わったとき、生徒の一人のマエルさんは、「とても気分が良く、穏やかになった」と言った。また、他の生徒もリラックスでき、楽しい気持ちになり、癒されたと話した。

学校で一緒に法輪功を学んでいるアン先生（左）と小学4年生のマエルちゃん（右）

　クラス担任のアン先生は、「生徒たちと坐禅する授業が大好きです。私たちはようやく自分を落ち着かせることができ、何も考えず、動かない、生徒たちは温かいものに包まれているように感じています。私たちは特別な時間を経験し、まるでみんなが自分を充電しているような、そして尊重されているような、そんな感覚を味わうことができました。私たち全員は一種の穏やかさと充足感を味わいました」と煉功後の感想を語った。

　アン先生はまた、「（煉功の）最後に、多くの人がこの授業で自分にもたらした素晴らしさを話し、今後もこのような授業を希望しています」と述べている。

　モンゴーさん最後に、生徒とデスカッションを行った。一人の少年が手を挙げ、モンゴーさんに言った。「今日は、この功法を教えてくれて、ありがとうございます。あなたが来てくれて、本当にうれしいです。感謝します」