文/中国大陸の大法弟子 微尘
【明慧日本2023年4月5日】三退を勧める際に、心の中で「三退をすればいい」と言い、相手が納得した後でこちらが代わりに大紀元で声明を発表するというやり方についての交流記事が多くありました。私はいつもどこか物足りなさを感じるので、自分の理解を書き出し、皆さんと共有したいと思います。
今の人は、誠実さに欠け、適当に同意して三退したとしても、それが本心からでない場合があります。その人の体内の毒素を浄化するために、必ずしも効果があるとは限りません。その人は本当に救われているのでしょうか? 昨年末、中国国内で新型コロナが流行し、三退をした人や同修にも症状が出た人がいました。 私の個人的な理解として、体から共産主義の邪霊や党文化の要素を浄化し切れなかったことが原因だと思います。そうでなければ、かかるはずがない。ウイルスには人を選別する能力があるのです。もちろん旧勢力からの干渉などの要因の存在も否定できないし、同修が向上するための要因等もあります。
師父「脱退を声明するのは一つの形式ですが、もし誰かが表立って声明することができれば、この人がこの一歩を踏み出せることができると物語っています。このことを通じて人間の心も変り、これによって人間の体の中の毒素は取り除かれるのです。声明を書く必要はなく、心の中で脱退していれば良いと思っている人がいますが、これだけでは本当に体内の毒害の要素を取り除くことができないかもしれません。神も人間の心が確固としているかどうかを見ています。人間の考えの起因が非常に複雑なので、人間の行動こそ最も確かな表示なのです」 [1]と説かれています。
「やはり同じ問題です。これは入党したときの形式の問題だけではなく、本当に人間に邪教の烙印を付け、それらの籍に人間を入れたのです。この烙印を消去すべきです。この烙印はこの世の人類の形式に現れることなく、人間の体内にある要素も作用しています。人間は血で染められた旗に向かってひどい誓いをし、命まで預けたので、声明を発表せずに、ただ心の中で脱退すると思っているだけで効果があると思うのでしょうか?」 [1]
そのため、「心の中で脱退すればいい」という言い方は、本人が真剣に受け取らない傾向があり、本当に救われない可能性があると感じています。もし、三退が身の安全に影響を与えるのではないかという懸念があるのであれば、「脱党、脱団、脱隊するには、本当に心から願わなければならず、誠実でなければならない」を付け加えたらよいかと思います。三退は実名でも、ニックネームやペンネームでもいいし、三退に関する意思を発表できるところもあるので、私が代行することもできますが、本心から、党や関連組織からの脱退したいと思わなければ有効ではありません。本心からでなければ効果がないことを相手に強調することが重要であり、私たちが代理で声明を出すことができます。
以上は個人的な理解で、次元は限られているためご参考までです。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法七』「米国西部国際法会での説法」